ストリートファイター6-モダンジュリの使い方(初中級者向け)YEAR2仕様

攻略

今回はYear2調整によってかなり実用的になったモダン操作のキャラクターであるジュリについて触れてみたいと思います。

ジュリはその外見上の人気もあり、かなり初心者人気の高い女性キャラクターとなっています。一方で、初年度の頃はジュリの主力技であるしゃがみ中パンチという技がなかった影響で操作難易度が上がっていたキャラクターなのですが、調整で立ち中パンチという技と入れ替わりでしゃがみ中パンチが追加され、かなりクラシックのジュリに近い立ち回りが出来るようなキャラクターになりました。

そのため今回は、そんなモダンジュリの使い方について簡単にご紹介出来たらと思います。

・パッドでモダン操作による評価
・基本は初心者が初めて触るorプラチナ(orダイヤ)を目指すぐらいのレベル想定
 ※ただし今回は、中級者であっても本来は憶える必要のない風水エンジン(SA2)についても触れておきたいと思います。

ジュリはストリートファイター4が初出のキャラクターとなっており、ストリートファイター4の新キャラ達は、基本どれも色物キャラばかりだったのですが、その中では美人の悪女だったという事もあり、一躍ストリートファイターを代表する人気女性キャラクターの1人となった人物です。

スト6では、自身の両親を殺害され、拷問によって左目を失った関係上、シャドルー総帥であるベガを酷く憎悪していたり、過去作で追う者と追われる者だったという関係から、春麗やキャミィとも因縁があるようなキャラクターとなっています。

そんな彼女はテコンドーを基本としたキャラクターとなっており、足技を中心に立ち回る他、素早い立ち回りが得意なキャラクターとなっています。

↑悪女という事で首元に物騒な物を付けてたりよく見ると奇抜は恰好をしている。

性能所感

最初に初心者向けに簡単に纏めておくと次のような感じです。

①遠くまで届く足技で相手を牽制しながら、合間合間で相手に一気に詰めていく
②ラッシュや前ステップが高性能で相手に詰め寄る性能が高い
③しゃがみ中攻撃は振り易くラッシュに繋がるため攻めの起点にしやすい
④風破ストックという独自の要素があり、ストックがあると技が強化される
+ストック系の中では非常に溜めやすい
⑤調整後もモダンで使えなくて気になる技はあるが、全体的な水準は高め
⑥アシコン自体は中の下くらいの性能だがワンボタン技の性能が優秀

①ジュリの足系の技が全体的に長く、相手を牽制するのに非常に優秀な攻撃となっています。一方で、後述する通り相手に詰め寄る性能も高いため、牽制技に引っ掛かったら攻め、そこから起き攻めを繰り返すのがジュリの基本スタイルになります。
②初速が速いタイプのラッシュとなっており、近場で出されると非常に止めにくいものとなっています。そのため攻めるための択の1つとして使い易いものになっています。更に前ステップの性能も優秀なため、一度自分の攻めが通った後の起き攻めはラッシュを使わずとも前ステップで十分なパターンも多く、その分OD技やキャンセルラッシュなどにゲージを使いやすい特徴もあります。
③ジュリのしゃがみ中攻撃(所謂しゃがみ中足)は、キャンセルラッシュが出来る中足としては最長の長さとなっており、非常に振り易い技となっています。このため相手をひっかけて攻めるという選択を行いやすいものとなっていますが、その分空振った時の隙が大きいため、振り易いとはいえ、ちゃんと相手に当てるよう使うのも大切です。
④ジュリの独自要素として風破ストックというものがあり、風破ストックがある時は一部技が強化されます。一番有名なのが弾技である歳破衝が遠くまで飛ぶようになる事ですが、その他打撃系の必殺技も強化されて繋がるコンボも増えるため、何が繋がるのか確認するようにしましょう。
モダンで使えない技はいつものジャンプ攻撃3種類に、通常状態からの立ち弱P立ち中K狂背掌(前中P)の6つ。ジャンプ中P、ジャンプ強P、立ち中Kの3つが使えないのはそれなりに痛く、立ち回りは勿論の事、特に風水エンジンの分かり易く強い連携が使えない。ただし風水エンジン自体がモダンクラシック関係なく使い方が難しく、モダンならば猶更ワンボタンSA1orSA3に頼りたい場面が多いため、致命的というわけでもない。
⑥アシストコンボ自体は自動ヒット確認が弱アシストコンボにしかついておらず、中アシストコンボや強アシストコンボは馴れて来たら特定条件下でのみ使うようなタイプのコンボなのでそこまで優秀なものではない。一方でワンボタン技はとにかくワンボタン天穿輪と低空ワンボタン疾空閃の2つが強力。この2つとワンボタンSAなどモダンの基本的な強みを活かすのがモダンジュリの基本戦略と言える。

モダンジュリは使えない技自体はそれなりに痛いものの、基本的な主力技は使えモダン適性はそれなりに高いキャラクターとなっています。

技紹介

ここでは技の使い方をそれぞれ紹介していきます。簡単な戦い方だけ知りたい方は最後の方に【結局どう戦えばいいの?】を用意したのでそちらを見ていただけたらと思います。

アシストコンボ

弱アシスト
:ダメージは低い代わりに隙も小さいアシストコンボ。
 攻撃が当たっている時のみ中風破刃に派生する自動ヒット確認付き
 相手が倒しきれそうな時に狙って使える他、単純に風破ストック溜めしたい時に使える。

↑自動ヒット確認によりガードされているかどうか自動で判別してくれる。
相手と密着してるなら弱アシコン1発目までは投げが届くので投げるのも良い。
なおダメージは大幅に下がってしまうが、SA3に繋げる事も可能。

中アシスト
:しゃがみ中パンチからOD風破刃に繋いでSA1で締めるコンボ。
 自動ヒット確認はなく、OD風破刃まで出し切ってしまうため、多用するとゲージ消費が激しい。
 そのためコンボの途中で使う用途が多く、基本はしゃがみ中パンチを出すために使う。
 また、OD風破刃からはSA1~3全てに派生出来る特徴はある。

↑初段の技は非常に優秀なのだが、連続してボタンを押してしまうとそのままOD技を使ってしまう。
そのためコンボ以外ではなるべく連続で押し過ぎないように注意したい。

↑例えば風破ストックを溜めつつ相手を画面端に追いやりたい時などにはそのまま使える。

強アシスト
:立ち強パンチ→OD暗剣殺→しゃがみ中キック→弱天穿輪→SA3の流れ
 自動ヒット確認はないものの、最初のうちは使い易いコンボ。
 OD暗剣殺の部分は風破ストックがなくても安定してコンボを繋げるためにODになっている。
 そのため風破ストックがあるなら中暗剣殺で繋いであげると、ゲージを使わずにコンボ出来る。
 ※風破ストックの解説については後述
 ※中暗剣殺パターンは、当然その後のコンボも自力になってしまうので、ゲームに慣れてから推奨

↑動画前半のように、連打してるだけでSA3まで繋いでくれる。
ただし風破ストックがあるなら、動画後半のようにOD技を使わずに全く同じコンボが可能である。

↑ただし自力パターンの場合、しゃがみ中攻撃→弱天穿輪流れが地味に難しい
 そのため普段は、しゃがみ中攻撃→ワンボタン風破刃(後入力+必殺技ボタン)
相手を運びたいならしゃがみ中攻撃→ワンボタン天穿輪(前入力+必殺技ボタン)
 SA3を使うなら、しゃがみ中攻撃→五黄殺(↓↘→強攻撃)+SA3がオススメ 
中暗剣殺の所はワンボタン(↓+必殺技ボタン)でも良い

アシストコンボ以外の主力技

立ち中攻撃&アシスト中攻撃

:ジュリの主力技。立ち中攻撃からアシスト中攻撃に繋げる事が可能。
 ドライブラッシュから相手キャラに触りに行く際に特に強力に機能する。
 この他、相手と密着するような距離で攻撃したい場合に使い易い技にもなっている。
 立ち中攻撃→アシスト中攻撃は色々な場面で使用されるジュリの基本コンボとなっている。
 

↑一番基本的なのがラッシュ中攻撃→中攻撃→アシスト中攻撃→後ろ必殺技
2回目の中攻撃の後、素早くアシスト中攻撃が押せていないと当たらないので注意。
最悪アシスト中攻撃を押し過ぎてしまっても、風破ストックは溜められる。

↑上記の発展でラッシュ中攻撃→投げも強力(左動画)
 相手が投げを嫌がるならラッシュ中攻撃→後ろ下がり→アシスト強攻撃が刺さる(右動画)

しゃがみ中攻撃

中距離~近距離で振り易い第2の主力技。
キャンセルラッシュに行けるので、引っ掛かった相手にダメージを稼げる。

キャンセルラッシュ後は基本的にジュリの基本コンボである立ち中攻撃→アシスト中攻撃のコンボで良いが、攻撃が当たっているかどうか判別する余裕があるなら、ガードされているならいつものコンボ、当たっている時ならしゃがみ強攻撃からの立ち中攻撃→アシスト中攻撃といった感じで使い分けが出来るとよりダメージが伸ばせる。※ダメージとしては約500ダメージ程伸びる

↑非常に扱いやすい主力技の1つ。相手に近づく手段として使える。
余裕があるならしゃがみ中攻撃が当たっているかガードされているか判別したい。

殲廻脚

→+中攻撃で出せる中段技。
しゃがみガードでガード出来ないため、相手の守りを崩すのに使える。

単発では何も繋がらず、基本的にはドライブラッシュから出す事になり、ドライブラッシュからなら当たればそのままアシスト中攻撃へと繋げる事が可能になっている。

↑基本的にラッシュから使うのが前提になる技

立ち強攻撃&しゃがみ前強攻撃(↘+強攻撃)

それぞれリーチの長い牽制技。
しゃがみ前強攻撃は基本的に隙が大きいため、通常は立ち強攻撃を使う。
※アーマー技相手などにはしゃがみ前強攻撃が刺さる

単発攻撃でコンボにならない代わりに、ジュリの中では最長の通常攻撃なため、特に相手キャラがリーチが長い技を持っている場合に、牽制技として重宝する。

↑遠くまで届くので牽制技として使い易い
また相手の技に合わせて使い分けよう

連剋脚(→+強攻撃)

中距離での牽制や、相手の起き上がりに振る攻撃として使い易い。
攻撃が当たっているかどうか確認出来る猶予が長く、当たっていれば必殺技に繋げる事が可能。

↑当たっているかどうか確認出来る猶予が長いため、投げ後の起き上がりなどに使い易い
 入力の関係上前に歩きながら出せるので、投げなのか打撃なのか相手も迷いやすい

疾空閃(空中で必殺技ボタン)

前ジャンプ中のみ出せる空中必殺技。
命中時に追加で必殺技ボタンを押すと死連閃に派生して追加攻撃を行う。
またOD版なら追撃が可能。

空中から急降下する技であり、一見相手に接近するための技に見えるが、ガードされるとほぼ確定で反撃されてしまう技であり、実際の使い方はもっと渋い。

使い方としてはいくつかあるが、基本的には次の3通りで使える。

①相手の昇竜技(対空技)を潰す技として
急降下する性質を利用して、相手が昇竜コマンドを入力している間に攻撃を当てる方法。
昇竜系の対空技は、基本的に前入力が要求されてガードが出来ないため刺さる。

しかしながら昇竜系の技を持ってる相手でないと(次点で通常技対空キャラ)効果が薄く、昇竜系を持っていても相手がモダンだったり、入力速度が速いプレイヤーだと意味がない。

更に言えば逆に対空意識が低い相手の場合、ジャンプしても対空攻撃を出して来ないため、逆にガードされて反撃されてしまうという思わぬ穴もある。

↑対空意識が高く、かつ咄嗟の対空入力が並みのプレイヤーでないと意味がない。
 このため初心者帯であればある程逆に効果が薄い使い方となる。

②めくり攻撃の対の択として
ジャンプしながら相手後頭部を攻撃するようなジャンプ攻撃をめくり攻撃と言いますが、そういっためくり攻撃の反対の選択肢として疾空閃は機能します。

めくり攻撃を対空攻撃で安定して落とそうとする場合、前に歩いてから対空攻撃を出すというものがあり、めくり攻撃だと思って相手が前を歩いた所を疾空閃が刺さる形となっています。

↑トレモだと完全再現しにくいので動画はあくまでイメージ図
 こちらもどれだけ相手の対空意識が高いかにかかってくるため初心者帯だと使いにくい

③遠くから飛んでモダン対空を釣ろうとしてくる相手へのお仕置きとして
モダン操作でキャラを使っている場合、基本的に対空意識が高い事が多いですが、そんな対空意識が高い所を逆手に取って、際どい距離をジャンプしてくる場合があります。そういった、ワンボタン対空技で落とすには際どい距離の敵へのお仕置きとして使う事も可能です。

なおあくまで遠くの飛びに対応できるだけなので、近場の場合には、②でケンが行っているような前に歩いてから後ろに対空技を出す方式か、ジュリならば空中投げで対応する事も可能です。

↑遠めの際どい飛びに対しては使っていける

↑近場の場合は、違う方法で対応したい。

風破刃と風波ストック

コマンド入力で弱中強出せる他、ワンボタン技(後ろ入力+必殺技ボタン)で中が対応している。
ジュリはこの風破刃を当てた時でのみ風波ストックを溜める事が可能。

ジュリは風波ストックを消費する事で特定の必殺技を強化する事が可能になっている。
そのため、風波ストックを溜めて使う動きを意識する事で、ジュリの火力を上げられる。

風波ストックで強化される技
歳破衝・暗剣殺・五黄殺

↑風破刃を出した時のみ風破ストックが溜められる。
 また風破刃は、通常版なら1発、OD版なら2発分、弾を打ち消す事が可能。

歳破衝(必殺技ボタンのみ)

地上を這うように動く弾。非常にゆっくり動く。
基本的に風破ストックを消費しなければ遠くまで飛ばす事が出来ない。
※OD版のみ風破ストックがなくとも遠くまで飛ばす事が可能

地上をゆっくり移動するため、弾を追いかけるように攻めると非常に強力。

またその見た目通り、宙を飛ぶ弾技を相殺出来ないという弱点を持つが、弾を起点に攻めて来るタイプのキャラクターに対しては一応メリットにもなり得る技となっている。

↑ジュリの強力なラッシュ攻撃も、相手の攻撃で止められてしまったらどうしようもないが、
 歳破衝と一緒に攻める事で相手のラッシュを止める攻撃を許さずに安全に攻められる。

↑宙を浮くタイプの弾を相殺出来ないので、弾の撃ち合いには弱いという弱点を持つが、
 弾と一緒に攻め込んで来るタイプキャラには、牽制技としても機能する。

暗剣殺・五黄殺

どちらもコンボ用に使う技。基本的に風破による強化かODで使うのが前提。

暗剣殺の場合は、強化されると攻撃ヒット時に繋がる技が増え、コンボが伸びる。
一方、五黄殺の場合は、単純に五黄殺の挙動が代わり、五黄殺自体のダメージが上がる。

↑暗剣殺は通常版だとしゃがみ中攻撃が繋がらず、コンボも伸びない。
 一方で強化版なら、しゃがみ中攻撃が繋がり大きくコンボが伸びる

↑一方で五黄殺は、1発ヒットか2発ヒットかの違いしかない。
 ただし後述する、風波ストック消費による連携要素が五黄殺では重要になってくる。

風波ストック消費による連携強化

風波ストックによって強化される技は、更にストックを消費する事で他の技に移行が可能です。
そのため特に風波ストックが3つ溜まっている場合、コンボダメージを大きく伸ばす連携が存在します。

なお、コマンド表などにも記載があるものの、初見だとわかりにくい要素として、他の技に移行するには一々コマンド入力する必要がなく、簡易入力に対応しています。
※移行先が歳破衝なら弱ボタン、暗剣殺なら中ボタン、五黄殺な強ボタン押しっぱなしで移行可能

↑風破ストックを消費する事で、他の強化技に繋げられる。
 ただし繋がるからといってコンボも必ず繋がる訳ではない点には注意。

↑風破ストックが3ある時に基本となるコンボ。コンボ火力を大きく伸ばせる。

なお移行にはコマンド入力をする必要はないため、入力としては下記の通りになる。
正) ↓↘→+強攻撃(五黄殺)→弱ボタン長押し(歳破衝)→中ボタン長押し(暗剣殺)
誤)↓↘→+強攻撃(五黄殺)→必殺技ボタン(歳破衝)→↓+必殺技ボタン(暗剣殺)
※下の入力方法でも技は出るが、わざわざ面倒な方法で同じコンボを出しているだけになる。

SA2(風水エンジン)

発動すると、一定時間、通常攻撃から別の通常攻撃へと繋げる事が出来る状態になる必殺技です。
通常攻撃は本来別の通常攻撃を続けて出せず、必殺技かキャンセルラッシュにしか繋がりません。
※TC(ターゲットコンボ)という特定パターンでボタンを押せば通常攻撃がコンボになる例外はある

通常攻撃から通常攻撃が繋がるようになるという事は、コンボが大きく伸びる事を意味します。
そのため、使いこなせれば、非常に強力なSAである事は間違いありません。

しかし結論から述べておくと、SA2は初心者どころか中・上級者でも基本的に使う必要がありません。
理由としては以下の通りです。
①コンボダメージを伸ばしたいだけならSA1締めの方が効率が良い
②風水エンジンの強みを活かすなら、複数の連携を憶えていないと相手のガードを崩せない
③モダン特有のアシストボタンの押し離しを高頻度でやらなければならないので余計に難易度が高い
④モダン独自仕様があり、入力に慣れが必要。
⑤モダンにない技の影響が一番大きいのが、風水エンジン絡みのコンボ
⑥SA技を持っている事がモダンの強みになるので、確定で倒せる場面以外ではSA技を温存しがちになる

↑モダン独自の仕様を紹介したもの。左がモダンジュリで右がクラシック。

モダン独自仕様として、風水エンジン中はしゃがみ中攻撃としゃがみ強攻撃がまるでターゲットコンボのように、ボタンを連打してるだけで続けて特定の技を出すようになるという仕様があります。

この仕様によって、出しやすくなるコンボと、逆に注意して出さなければいけなくなるコンボが出てくるため注意です。特にしゃがみ強攻撃は、SA2で運ぶ場合に重要なパーツとなる技なのですが、強攻撃ボタンを連打してしまうと、相手を空中に打ち上げる前に蹴ってしまうため、しゃがみ強攻撃でボタンを連打せずに止め、しっかり上入力を入れてジャンプする必要があります。

クラシックでさえ強いものの使いこなすには高難易度の技なのが、モダンだとより顕著になります。

ただ、簡単にでも良いのでSA2を使ってみたい人や、完全な死に技にしてしまうのは気になる人もいるかもしれないで、妥協を重ねた簡単に出来るお試しSA2の連携だけ紹介しておきます。

一応ドライブゲージが少ない状況下で押し切りたい時などには使えなくもないです。

↑なるべく簡単に妥協を重ねた例がこちら
1か所だけ相手キャラが動ける箇所があるため、動いたパターンは下記参照

↑相手が動いたら、締めを弱風破刃ではなく、ワンボタン天穿輪に変えるだけで済む

上記動画のコンボとしては以下の通り
前半
立ち中攻撃アシスト中攻撃SA2発動中攻撃ボタン押しっぱなし(SA2直後の突撃攻撃)↓+中攻撃↓+中攻撃↓+強攻撃↓+強攻撃ワンボタン天穿輪(→+必殺技ボタン)
後半
ラッシュ中攻撃アシスト中攻撃↓+中攻撃前強攻撃後強攻撃弱風破刃(↓↙←+弱攻撃)

SA2は発動後に何かしらの攻撃ボタンを押しっぱなしにしていると、突進攻撃に派生するようになっているため、SA2を出した後、突進後に出したい攻撃のボタンを長押ししておくと、比較的簡単に次の技を出せるようになっている。

上記動画のコンボは起き上がり時以外で相手が動けるタイミングが少なく、動けるタイミングで動いてしまうとジュリの攻撃が引っ掛かってしまう仕組みになっている。風破ストックも要求されないので、比較的安定して出しやすい。

前半部分に改編を入れて、相手キャラを運べるようにした場合は次の通り

↑前半部分のコンボを変えて、相手キャラを運べるようにした例

改編後の動画のコンボとしては以下の通り
前半
立ち中攻撃アシスト中攻撃SA2発動中攻撃ボタン押しっぱなし(SA2直後の突撃攻撃)↓+中攻撃↓+中攻撃↓+強攻撃↑+弱攻撃中攻撃OD疾空閃(必殺技ボタン+アシストボタン)死連閃(疾空閃の派生技・必殺技ボタンのみ)ワンボタン天穿輪(→+必殺技ボタン)
後半
改編前と全く一緒

相手キャラを空中に打ち上げる事で、OD疾空閃で運べるようにしたコンボ。画面端から反対の画面端まで運べるのが魅力的。一番の要注意ポイントは相手を打ち上げる↓強攻撃のタイミング。強攻撃ボタンを連打してしまうと、相手キャラを打ち上げる前に違う攻撃を出してしまうため、↓強攻撃が出たらすかさず方向スティックを上に倒し、続けて空中で弱攻撃が入れられるように心がけたい。

最後にもう1パターン画面端で使い易いコンボを紹介すると次の通りである。

↑もう1パターン画面端で使い易い簡単なコンボの例。

こちらの動画のコンボは次の通り
弱アシスト攻撃中アシスト攻撃強アシスト攻撃立ち強攻撃弱風破刃(↓↙←+弱攻撃)

アシストボタンを途中まで押しっぱなしで使えるので比較的容易に行える。

ここまで3つ程例に出しましたが、あくまで簡単なコンボで済ませる場合、3ゲージ消費するキャンセルラッシュを使わずに済む関係で、ドライブゲージを温存しながらコンボを伸ばせるのがSA2の一番のメリットと言えます。

ここから更にSA2を伸ばそうとすると、無数にコンボが存在しており、動画等で紹介している人も多いので、気になった方は各自調べてみて下さい。

結局どう戦えばいいの?

初心者の頃はアシストコンボとワンボタン必殺技及びワンボタンSAのみで戦う事が可能です。弱アシストや強アシストに、ジャンプ攻撃や投げを混ぜながら戦っていきましょう。

ゲームに馴れて来たらドライブラッシュを使った攻めを使いこなせるように目指したい所です。特に中攻撃→アシスト中攻撃のコンボは、ドライブラッシュを絡めた攻めで活躍する他、基本コンボとして色んな状況で使っていく技になるため、いち早く習得したい技となっています。

更にそこに歳破衝(弾技)を交えた攻め方を学ぶだけでジュリの基本戦闘スタイルは整ったと言えます。後は牽制技の振り方や、風波ストックを絡めたコンボを学びつつ戦っていけば問題なく戦っていく事が可能です。

SA2は使いこなせれば強いですし、練習がモチベになるタイプのプレイヤーならば、これほど練習しがいのある技はありませんが、SA2の項目で述べたように、全くSA2を使わなくとも戦える(特にモダン操作の場合は顕著)ため、あくまでSA2のコンボ練習が楽しいタイプのプレイヤーでもない限り、無理せずSA2はほぼ封印状態でも大丈夫です。

以上がモダンジュリの使い方になります。

ジュリはその外見からとても人気が高いキャラクターでありますが、その戦闘スタイルもコンボキャラ&高速キャラと、人気になる要素が詰まったキャラクターになっています。

またYear2調整のお陰で、SA2以外はほぼクラシックのように扱えるため、クラシックジュリの動画を参考にして戦い方を学ぶといった事も可能になっております。

世間的な評価を踏まえた場合、今後あまり弱体化されずに強化が受けられそうな丁度良い立ち位置にいるキャラクターなため、1つのキャラクターを長く愛用したいタイプのプレイヤーにもオススメ出来るキャラクターなのではないでしょうか。

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