『ストリートファイター6』初心者向けガイド キャラ選択編

攻略

大人気対人格闘ゲームとして『ストリートファイター6』が世間を賑わせてますね。

大人気なだけあって、プロゲーマーを始めとした様々な方が初心者向けの動画や記事を書かれていますが、今回はスト6から初めて格闘ゲームの対人に取り組んだ格ゲー初心者の筆者の視点で初心者向けの記事を書いてみました。

スト6発売からの約六か月間、私自身色んな方の初心者向けの案内を見て、その多くは納得する一方で、一部には疑問を感じたりした経験があるため、書いてみた次第となっております。

まだまだ私自身未熟ではありますが、初心者だからこそ見える物もあると思いますので、他の方の初心者ガイドと合わせて参考になったらと思います。

また今回はキャラ選択を主題としている関係で、初心者だけでなく、スト6の購入を検討されている方にも一部参考になるのではないかと思います。
なお見出しに応じて用語集も付けているので、わからない用語があった時にはそちらも合わせて見て頂けたらと思います。

※追加キャラクターのエドについて知りたい方はこちらをどうぞ

初心者向けと一言に言っても色々想定があると思いますので、まずはじめにこの記事でどのような想定をしているか触れておきたいと思います。

  • ストリートファイター6で格ゲーを初めてor久しぶりに遊ぶ方
  • 操作タイプはモダンでパッドで遊ばれている方(4ボタンの一般的なパッド)
  • 最終的にはゴールド帯~プラチナ1到達を一つの目標に

想定としては上記の通りです。なお到達目標をゴールド~プラ1にしたのは、このランク帯まではアシストコンボ(とキャラによっては簡単なコマンド)だけで到達出来る(難しい操作が要求されにくい)ランク帯がこのラインであるように遊んでいて感じたからです。

モダン操作はアシストコンボ中心に戦う分にはキャラ替えを行いやすい操作方法となっています。そのため、最初から好きなキャラを見つけて遊んでも良いですし、オススメされているキャラを最初に触ってみて、目標ランクに到達する=ゲームに慣れてきたら気になっているキャラへ変更して遊んでみるなどの方法があるかと思います。

この用語集で扱っているもの=コマンド、前や後ろについて、モダン操作、アシストコンボ、ランクについて

それでは今回のメインテーマであるキャラ選びの話に入っていきますが、やはりゲームを遊ぶなら見た目が好みなキャラを選びたいですよね!なのでまず最初にゲーム内で使えるキャラの見た目をご紹介したいと思います。

試合中のキャラクターモデルはゲーム内ショップや公式HPでも見る事が出来ますが、今回は試合中の見た目以外にも、ランクマッチで遊ぶなら見る機会の多い試合前カットインとキャラクターの勝利カットインも併せて載せましたので参考にしてみてください。

キャラを見る前に注意!
  • キャラクターの中にはモダン操作であっても操作が難しいキャラが存在します。
    なので1キャラだけ選ぶのではなく、例えば3キャラ程選んでから後でご紹介する
    おすすめキャラティア表と合わせて考えるのをオススメします。
  • ラシードとA.K.IはDLCキャラクターなのでスト6本体のみを購入した場合は選べません
    気になった場合には別途購入してください。
  • 現状スト6は1キャラ辺り最大3つのコスチュームがありますが、コス1がデフォルトです。
    またコス2はワールドツアーモードを進めるorゲーム内ショップで課金購入を、コス3はゲーム内ショップで課金購入する必要があります。キャラクター別に選んで購入する事が出来るため、気になったキャラのコスチュームだけ買うといった事は出来ます。
    ※コス2に関して:正確にはワールドツアーモードを進めると、各キャラクターの好感度を上げられるようになり、好感度を上げる事で衣装を貰えます。好感度を上げるには一定の作業が必要になりますので、課金せずに効率的に全キャラコスチューム2を解放したい場合には、実際にはワールドツアーモードクリア後になるかと思います。

ルーク

コスチューム1

コスチューム2

コスチューム3

タブのキャラ画像アイコンはとりあか様(@ft_toriaka)のものを使わせて頂きました。感謝。
https://twitter.com/ft_toriaka/status/1693725020844167437

見た目の次はキャラの使い易さ(性能面)からキャラを紹介したいと思います。
私なりのティア表を作成したので、そちらと合わせてご紹介していきます。

なお紹介するキャラは筆者が実際にシルバー以下からプラ1到達をモダン操作で行った上(極一部例外あり)での所感も考慮材料にしました。

筆者オススメのキャラティア表

S=最もオススメ
A=オススメ
B=使う上で難しい点も存在するがオススメ
C=少しゲームに馴れてから触るべき
D=全くオススメしない
同ランク内については左が最もオススメ、右へ行くほどオススメ度が下がるイメージ

ダルシムだけ測定不能としましたが、これはランクマに挑んだらなぜか唯一のプラチナスタート(しかもプラチナ4)になった上にその後数十戦するも一勝も出来なかったので測定不能にしました。
一応ランク付けするならDになるのではないかと思います。

そのキャラを使い続ける場合も考慮して一部自分が知っている範囲の知識も書いてはいますが、将来的にゴールドやプラチナになれたら十分だと考える方や、キャラ替えにも特に抵抗がない方の場合には、少なくともBランクまでのキャラクターは特に問題なくオススメ出来ると思います。

またCランクのキャラクターに関しても、ゲームに慣れてきてから触る分にはある程度動かせるようになるのではないかと思います。

一方でDランクのキャラクターに関しては、春麗はほぼクラシック操作を憶えるようなものであり、ダルシムは操作性が段違いに特殊なキャラクターなため、モダン操作でゲーム性に馴れて来たとしても、触るにはかなり根気が必要なキャラクターとなっています。

それではここからキャラ評を書いていきたいと思うのですが、キャラ評を書くにあたってはゲーム用語への理解が少しだけ必要になってきます。この見出しで必要そうな用語は下記に纏めておいたので、キャラ評を読んでいてわからない用語があったら見ていただけたらと思います。

この用語集で扱っているもの=ドライブゲージ、バーンアウト、ドライブラッシュ、ドライブインパクト、OD技、SA、通常技、弱中強、弾(弾抜け)、対空、溜め技、中段技、画面端、ラウンド

  • ドライブゲージ
    体力バーの下にあるゲージの事。攻防一体のゲージになっており、強力な攻撃を行ったり、相手の攻撃をガードする時に消費する。
  • バーンアウト(BO)
    ドライブゲージを全て消費した状態の事。強力な攻撃が制限され、攻撃を受けるとガードしても体力が一部削られる状態になるため、なるべくバーンアウトは避けたい状態となっている。なお一定時間でドライブゲージが回復してバーンアウト状態は解除される。
  • ドライブラッシュ
    ドライブゲージを消費して行う移動システムのこと。相手との距離を一気に詰められるので攻めに非常な強力な他、一部技が強化される。
  • ドライブインパクト
    ドライブゲージを消費して行う攻撃システムのこと。ドライブインパクトは相手の攻撃を2発まで受けつつ相手に強力な一撃をお見舞いする技であり、命中すればそこから大ダメージコンボを狙えるのが最大の特徴である。
    一方でドライブインパクトは隙が大きい他、後出しでドライブインパクトを出した方が絶対に勝つシステムになっている上に、後述するSAには基本的に一方負けしてしまったり、そもそも3発以上の連続攻撃には耐えられないなど、ちゃんと状況下を選んで出さないと、ハイリスクなシステムになってしまう事は理解しておく必要がある。
  • OD技
    ドライブゲージを消費して必殺技を強化する事。技の威力が上がったり、技の発動時に無敵になったり、攻撃範囲が広がったりなど必殺技事に異なる強化がされる。
  • SA(スーパーアーツ)
    SAゲージというドライブゲージとはまた別の専用ゲージを使って出す超必殺技のこと。
    発動時にカットインが入る他、ダメージも非常に高いため逆転の一撃になりやすい。
    1ゲージ技、2ゲージ技、3ゲージ技と全部で三種類存在し、消費するゲージが多い程技も強力になっていく傾向にある。
  • 通常技
    コマンドを使わずに出せる普通の技の事(パンチやキックなど)。
  • 弱中強
    攻撃の種類の事。通常技が弱攻撃・中攻撃・強攻撃の三つに分けられる他、モダン操作ではアシストコンボでも弱アシ・中アシ・強アシの三種類のコンボを使い分けながら戦う事になる。
    なおそれぞれの違い(傾向性)については下記の通り
    弱=素早く攻撃が出てくる。威力が低く、攻撃範囲が狭い。
    中=弱と強の中間のイメージ。
    強=攻撃がワンテンポ遅れて出てくる。威力は高く、攻撃範囲も広い
    なおアシストコンボでもある程度の傾向性がありますが、こちらは例外も多いので参考程度に見て下さい。
    弱=相手が攻撃をガードしているかどうかで自動でリスクある攻撃を控えるかどうか判断する場合がある。コンボの締めにSA1を使う場合がある。
    中=コンボの締めにSA2かSA1を使う。
    強=コンボの締めにSA3を使う。
  • 弾(弾抜け)
    遠距離攻撃の事。弾技を持っている相手に対してはガードしながら近づくか、ジャンプして弾を飛び越えながら近づく必要がある。また一部キャラには弾抜けといって弾を回避しながら同時に攻撃する技を持っているキャラもいる。
  • 対空
    相手のジャンプ攻撃を落とす事。ジャンプ攻撃はスト6において強力な攻め方の1つであり、ジャンプ攻撃に対応しやすいかどうかで、守る際に余裕ある立ち回りが出来るかどうか変わってくる。
  • 溜め技
    技を出す際に移動キーを特定方向にある程度入力し続ける(約1秒)必要のある技の事。
    斜め後ろで溜めてから対応するキーを入力して出せるなどの仕様が存在する。
    例)←(溜め)+必殺技ボタン(ローリングアタック)※モダンブランカの技
    このコマンド通りなら本来は、後ろに1秒ほど溜めてから必殺技ボタンを押す必要があります。しかしこれではローリングアタックを出そうとするたびに1秒分後ろに下がる事になりますが、↙(溜め)からの←+必殺技ボタンとやれば、その場にしゃがみながら1秒程溜めてその場を動く事なく必殺技を出す事が出来ます。
  • 中段技
    特別な攻撃技の1つ。スト6はガードする上で地上の技はしゃがんでガードを、空中の技(ジャンプ攻撃)は立ってガードという基本的な原則があるのですが、中段技は地上の技でありながら立ってガードする必要がある技となっています。
  • 画面端
    キャラクターが壁際に追い詰められた状態事。目の前に敵がいるにも関わらず後ろに壁があるために移動する事が出来ず、一方的に敵の攻撃を受けやすい状態となっている。
  • ラウンド
    スト6は1試合につき2ラウンド(2回)勝つ事で初めて勝利という形になっている。なお共通システムではSAゲージだけラウンドが変わっても引き継がれる他、キャラによってラウンドが変わる事で引き継がれたりリセットされるものが一部存在する。

キャラ評

Sランク

マリーザ
・攻撃の威力が並外れて高く、アシストコンボも全て強力
・相手の攻撃を受けながら攻撃出来るためガードが苦手な初心者でも扱いやすい
・モダン操作の強みがあり将来性(マスターを目指しやすい)もある

マリーザが最もオススメな理由はアシストコンボの強さです。弱、中、強、どれも使い所がある上に弱アシと強アシはドライブゲージを使わずに出せる(中アシもかなり簡単にドライブゲージを使わないように出来ます)ため、ドライブゲージをその分別の行動に使えます。
マリーザに限ればアシストコンボと必殺技だけでもダイヤ1目指せるレベルなのでオススメです。
また必殺技ボタン1つで出せるグラディウス、→+必殺技ボタンで出せるスクトゥムにはどちらもアーマーといって、相手の特定の攻撃を二発まで受けながら出せる技があり、これが強力な技となっています。(なおグラディウスは対空に、スクトゥムはそこから投げる必殺技に派生して使う事が出来、単純に技の性能が高くて使い易いのもオススメ出来る理由です)
更にグラディウスは基本的には相手のドライブインパクトに一方的に勝てるため、中級者帯まではドライブインパクトが多用されやすい事を考えるとこの点でも非常に強力な必殺技となっています。
そして何よりゲーム中でもトップクラスの火力があるため、相手を1回殴れれば大ダメージを狙えるのは非常に大きな強みです

ルーク
・スト6における標準的な技が一通り揃っており、色んな状況に対応出来る。
  +技が揃っている事からスト6の基礎を学びやすい
・ドライブゲージの消費は激しいもののアシストコンボが強力
・モダン操作の強みはあるが、独自仕様があり、追々難しくなる要素はある

ルークがオススメされる理由はなによりも標準的な技が一通り揃っている事です。強力な打撃技、弾技、対空技、中段技、投げがループしたりと色々な状況に対応出来る技を持っています。そのためスト6の基本的な戦い方を学ぶならルークが一番オススメと言えるのではないでしょうか。
またアシストコンボはドライブゲージを消費するものの強力なのもオススメな理由です。ルークのように標準的な技が技を持っているキャラは他にもいますが、アシストコンボに癖のあるキャラクターが多いためです。
ドライブゲージの消費に関しても、弱攻撃が連続でボタンを押すだけでコンボになったりするため、消費が激しいキャラクターの中では、ゲージを使わないで簡単に出せる攻撃手段があるだけ大分戦い易いキャラクターとなっています。
プラチナまでを目指す場合にはあまり関係ないのですが、ダイヤやマスターを目指す場合、ルークの独自仕様として特定のタイミンングでボタンを押さないと強力な技が出ない必殺技を使う必要が出てくるため、将来的に難しい要素が出てくる点は気になる所と言えるでしょう。

Aランク

キャミィ
・通常技やアシストコンボが使い易くて強力
・強力な弾抜け技があり、相手に触りやすい
・SA3が全体を見ても非常に強力で当てやすい
・将来性はあるが火力は低め

キャミィは弱アシストが相手を画面端へと追いやる技、中アシストは相手と位置を入れ替える技、強アシストはダメージが大きめの技と用途が分かれていてわかりやすいのがまずオススメ出来る点です。
また←+必殺技で出せるスピンナックルは弾技を回避しながら相手に一気に近づいて殴る技となっており、これが比較的長距離から相手の懷に入り込めるため、相手の弾技の有無に関わらず攻める時の起点になりやすい技となっています。
この他にも相手が地上にいてガードしてなければ当てられるSA3や、最初は使い所が難しいものの、将来的には非常に強力な起点技になるキャノンストライク(空中で必殺技ボタン)など強力な技が揃っています
一方でアシストコンボそのものの火力は低めであり、将来的にダイヤやマスターを目指すためにコンボを伸ばす事を目指しても大きく火力が上がるわけではない点には注意が必要です。

リリー
・簡単なコマンド入力は必要なもののやる事が非常に単純明快でわかりやすい
・相手に自身の強みを押し付けるキャラなので普段の戦い方に余裕を持ちやすい
・モダン独自の強みがあり将来性もある
・冷静に対応してくる相手への対処が難しく、咄嗟の反撃がやりにくい

特定行動で風を纏う(最大3ストックまで可能)と必殺技が強化される特殊なキャラクターがリリーです。そしてリリーは基本的な行動がパターン化出来て非常に簡単な所が挙げられます。
具体的に紹介すると何かしらで風を溜める(出来たら3つ溜める)→下入力+必殺技ボタンで出るコンドルスパイア(OD版でも可)で突っ込む→(相手がコンドルスパイアに当たってダウンしたら前ジャンプ)→弱ボタン三回押してコンドルスパイアor必殺技ワンボタンで出るメキシカンタイフーン→風が尽きたらまた溜めるフェイズとある程度攻めのパターン作れるのが何よりの強みでしょう。(※ただし風を溜める行動として弱コンドルウインド(↓↙←+弱ボタン)という技をコマンドで入力出来た方が良いです)。
一方で相手もこのパターンを崩そうとしてくるため、崩された時の対応が難しいのが難点と言えます。操作そのものは簡単だからこそ、比較的早い段階から細かい立ち回りを突き詰めていく必要性は出てくるでしょう。

ブランカ
・アシストコンボが強力
・溜め技が必須だが、溜め技以外にも対応困難な技が多く誤魔化しやすい
・溜め技を使うキャラの中では相手と距離が離れやすいため、戦い方に余裕を作りやすい

スト6には溜め技を使うキャラが何キャラかいますが、仮に溜め技を使うキャラの中で最も初心者にオススメ出来るキャラがブランカなのではないかと思います。
まずアシスト中が非常に強力で使い易いのがオススメポイントです。
また、方向キーを後ろに溜めて必殺技ボタンで出るローリングアタックアタックは咄嗟の対応が難しく、対応が困難な技となっています。溜めキャラは溜めるという行動に癖があり、慣れないと技を咄嗟に出せず難しい事が多いのですが、ローリングアタックアタックは相手に当たった場合に相手との距離が離れるため、そもそも咄嗟に溜め技を出さなきゃいけない状況を減らせるのが個人的に良いと感じた所です。
この他にも斜め前強攻撃で出せるスライディング攻撃や、↓↘→+攻撃ボタン(弱中強で距離が変わる)と簡単なコマンドで出せるワイルドハントなど、対応が困難な強力な技が溜めなくても出せるのもオススメな点です。
モダンブランカは本格的に開拓されている印象がないため、あまり断定的には言えないのですが、ブランカの強力な要素であるブランカちゃん人形とSA2のライトニングビーストはモダン操作で使えるものの、一切アシストコンボなどには関わってこないため、将来的にこの2つの要素をモダン操作で活かそうとすると、難しい状況が出てくるのではないかと考えられます。

ジュリ
・標準的な技が揃っており、アシストコンボも強力
・苛烈な攻めが出来、画面端での攻撃が強力
・ドライブラッシュを中心とした立ち回りになるため多少のシステム理解は必要
・弾持ち相手への戦い方が難しい

ジュリは標準的な技を持った上でアシストコンボも強力なキャラの1人です。
アシストコンボは特にアシスト弱と強がそれぞれ使い易く、強力な技となっています。
またジュリの弾技は他キャラに比べて特殊な技となっており、地面を這いながらゆっくりと進む技となっています。※この弾は、特定行動で風破というものを貯める(3ストックまで可)必要があるのですが、弱アシストコンボや←+必殺技ボタンで簡単に貯められるので難しくありません
このため弾を撃って弾と一緒に近づきながら攻撃するのが非常に強力な行動となっており、画面端にいる相手を攻める際にも、弾を撃ってから攻めると非常に対応が困難な状況に持っていけるため、苛烈な攻めが得意なキャラとなっています。
またジュリはスト6内で2番目にドライブラッシュが素早いキャラとなっており、突然出されると中々対応が難しい技となっております。
この関係で初心者が使うには少々難しいドライブラッシュに関する理解が追々必要ですが、ドライブラッシュはどのキャラを使おうとも必ず使うシステムとなる他、最初はドライブラッシュを使えなくても十分に戦えるため、あまり大きな問題にはならないでしょう。
なおジュリは弾の仕様が特殊な問題として、相手も弾持ちの場合、相手の弾だけが自分に届いて一方的に負けやすい傾向にあります。強キャラとされるキャラクターは弾を持っているキャラクターが多く、弾持ち相手には苦戦する事が多いでしょう。
更にジュリはSA2の風水エンジンが非常に強力なキャラとなっています。プラチナまでを目指す場合には微塵も気にしなくて良いのですが、将来的にモダン操作で風水エンジンを使おうとすると色々と難しくなっていくでしょう。

ケン
・基本的な技が揃っており、対応が難しい技も持っている
・キャラパワーが高く相手を端に追い込みやすい
・初心者が使うにはアシストコンボの癖が強い
・キャラパワーの高さから逆に対策されやすい

ケンは標準的な技を1通り持ったキャラクターの中の1人です。
ケンがオススメ出来る最大の理由はキャラパワーそのものが高い事でしょう。
ケンは相手キャラを画面端へと追い込む力が非常に高く、相手を画面端に追い込んだら投げを中心にダメージを稼いでいくキャラクターとなっています。スト6では画面端に追いやられて辛くないキャラクターはケン自身を含めて1人もいない事から、画面端に追い込める事がどれだけ強いのかわかると思います。
また←+必殺技ボタンの竜尾脚や↓+必殺技ボタンの迅雷脚など相手の対応が難しい技も持っており、攻めの姿勢が崩されにくいのは非常に強いポイントです。
一方でケンのアシストコンボは全体的に癖が強いものが多いです。弱アシストはそもそも弱アシストで出す必要性が薄い技となっており、中アシストは相手との位置入れ替え、強アシストは唯一強力で使い易いものののドライブゲージを大量に消費してしまう技となっています。
またプラチナまでを目指す場合にはそこまで関係しませんが、それ以上を狙う場合、ケンというキャラクターはゲーム内でもかなり強力である事から、逆に対策もされやすいキャラクターとなっています。特にモダン操作でワンボタンで出せる技は意識的に対策されやすい技の筆頭であり、段々とワンボタンの必殺技が振りにくくなるのが難しいポイントです。

Bランク

キンバリー
・攻め方が非常に豊富で強力
・弾抜け技を持っており弾持ち相手にも攻めやすい
・無敵になれる技を持っておらず逆に守りが非常に弱い
・将来的にコンボがかなり難しい

キンバリーは攻めが非常に強力なキャラクターとなっています。
特に↓+必殺技ボタンで出せる彩隠形は相手の目の前へ瞬時にワープするため奇襲性が非常に高く、この他にも→+必殺技ボタンで出る疾駆けや→+強ボタンで出せる飛箭蹴が様々な技に派生して相手に早急な対応を求める技となっているため、相手がキンバリーの攻めを捌くのは非常に困難となっています。
またキンバリーには弱攻撃ボタンを連打してるだけで出る武神天架拳という技があり、この攻撃は高速で連続攻撃する関係で相手のドライブインパクトを一方的に潰せるのは初心者にはオススメ出来るポイントです。
一方でキンバリーはその強力な攻めの代価として守りが非常に弱い点が挙げられます。特に無敵技といって相手の攻撃に一方的に勝ちやすい技が殆どなく、一度攻めを崩されるとそのまま負ける事も珍しくありません。このため相手をかき乱す(荒らしプレイ)戦い方が必要になってきます。
またキンバリーは将来的にコンボが非常に長くて難しいキャラクターとなっており、プラチナまでを目指すには関係ありませんが、そこから更に上を目指していくなら難しいコンボのトレーニングが必要となってくるキャラクターです。

本田
・相手の対応が困難な溜め技を2つ持っている
・アシストコンボが使い易くて強力
・相手に対応された時の返しが難しく、強力な溜め技の1つは癖がある。

本田の最大の特徴は←(溜め)+必殺技ボタンで出せるスーパー頭突きと↓(溜め)↑+攻撃ボタンで出せるスーパー百貫落としの2つの技です。この2つの技(特にスーパー百貫落とし)は対応が非常に困難な技であり、この2つの技を混ぜこぜに出されるだけでも相手の立ち回りを崩しやすい技となっております。
またアシストコンボは強力で、特に弱アシストは後隙が小さくガンガン振っていける技となっているため、上記2つの技と弱アシスト、後は場合によっては↓+必殺技ボタンで出る大銀杏投げを混ぜるだけでかなり戦えるキャラクターと言えるでしょう。
一方で本田は溜め技が相手に対応されると途端に戦い方が非常に難しくなるキャラクターと言えます。特に中級者帯までは相手にモダン操作が来る事も多く、溜め技を対空技やアーマー技で対応されて困るパターンが多くなる事があります。
また本田をBランクに置いた理由として百貫落としを出すのが意外と難しい事が挙げられます。特に本田は頭突きで相手に近づきながら百貫落としを出すムーブが非常に強いため、この百貫落としが出ずにジャンプ攻撃などに化けてしまうとそこからボロボロにやられてしまう事も珍しくないです。対戦中に百貫落としが安定して出るかどうかを見極めた上で使い続けるか判断した方が良いでしょう。

ラシード
・かなりの変則的なキャラクターだが標準的な技は一通り持っている
・中アシストが強力でモダン適性がそれなりにある
・動きがトリッキー過ぎて操作している本人も混乱する可能性あり
・通常攻撃が全体的に短く、立ち回りが難しい

ラシードは地上と空中を縦横無尽に動き回るトリッキーさが最大の特徴のキャラです。このため初見殺し的な技も多くありますが、対策を抑えた上でなお対応が難しい技も多いです。
また一部特殊な仕様があるものの標準的な技を1通り持っているのも特徴的です。必殺技ボタンを押してる時間によって仕様が変わり、最大まで強化すると一部技を強化出来る弾技のワールや、画面端限定になるものの前ステップすればループする投げ、斜め前方と真上とで使い分ける必要があるものの対空技があったりなど、色々な状況に対応出来る技自体は持っています。
更にラシードは難しいキャラとされていますが、モダンの場合は強力なコンボを中アシストコンボで簡単に出せ、対空技に関してもクラシックよりかは余裕を持って出せる点からモダンとの相性も良いのはオススメ出来るポイントです。
一方で、ラシードの空中機動にはモダン操作が絡まないため難しく、その変則的な空中の動きを使いこなしてこそなので、慣れないうちは操作している本人も混乱し得る程です。
またラシードは通常技のリーチが短く、相手が冷静に対応してくるタイプだと触りに行くのが難しく練度が必要になってくるキャラクターです。

ディージェイ
・高火力技とスト6中最速ドライブラッシュで攻め立てるキャラ
・アシストコンボが使い易い
・標準的な技を持っているが対空が溜め技
・将来的な難易度が非常に高い

ディージェイは要所要所で相手にいきなり近づいて高火力技を叩き込むのが特徴的なキャラクターです。
SAゲージの有無に関わらず高ダメージを入れられる大アシスト、相手と見合ってる時に使い易い中アシストなどアシストコンボが全体的に使い易いのが特徴です。ただし弱アシストについては、ドライブゲージを消費しないため使い易いものの、他のキャラクターの弱アシストと違って、相手がガード出来てるかどうかで自動でリスクの少ない技に切り替えてくれる仕様がないため、相手に当たっているかどうかちゃんと確認する必要がある点にだけ注意が必要です。
また、ジュリと同様に初心者が使うには難しいドライブラッシュを使う必要はありますが、ディージェイのドライブラッシュはスト6内でも最速を誇り、ドライブラッシュからのアシストコンボとドライブラッシュからの投げを使い分けるだけでもかなり戦えるキャラとなっています。
一方で対空技が溜める必要のある技となっており、ディージェイ自身は自分から攻め立てていくキャラクターなので馴れるまでかなり難しい技となっています。※←+大攻撃も対空技にはなりますが、状況にもよるのでこれはこれで難しいです。
将来的には必殺技ワンボタンで出るジョスクールと、ジョスクールから各種派生する技を使う必要がありこれが中々に難しい他、プラチナまでを目指す場合には微塵も関係しませんが、アシストコンボ以外のコンボを練習しようとするとモダン操作の中でもかなり難しいとされています

ザンギ
・強力な投げ必殺技(コマ投げ)をワンボタンで使える
・一撃一撃は決まれば大ダメージを狙える
・モダン適性はそんなになく、アシストコンボをあまり使わない立ち回り
・相手のキャラを理解し、ジリジリと戦う必要があり、実は中級者~上級者向き

ザンギはその強力な投げ必殺技で大ダメージを取っていくキャラクターです。
必殺技ボタンワンボタンで出せるスクリューパイルドライバー、相手に近づいて投げる
シベリアンエクスプレス(←+必殺技ボタン)、空中必殺技ボタンで相手を投げるボルシチダイナマイトに各種SAまで全て相手を投げる技であり、この投げ必殺技はどれも決まれば非常に強力なダメージを与えられるのが特徴です。
一方でザンギエフ相手だと相手もこの投げ必殺技を拒否しようと必死になるため、中攻撃で出るチョップで様子見したり、→+中攻撃で出るニーバットから相手をパイルドライバーで投げたりなどしながら、少しずつ前に出ていく戦い方になる事が多く、その豪快な技に反して細かい立ち回りが要求されるキャラクターとなっています。
簡単な操作で強力なダメージが出る事からついつい真っ先に選びがちなキャラクターなのですが、あまり誤魔化しが効く技が少なく、実は難しいキャラである事は理解しておく必要があるでしょう。

リュウ
・標準的な技を持っている
・『初心者が』弾を撃って相手を跳ばせて落とす戦い方をやるには一番やりやすい
アシストコンボが使い辛く攻め手に欠ける
2024年2月の調整で改善された結果弱アシスト以外はそれなりに使い易くなった。

リュウは標準的な技を一通り揃えたキャラクターです。
モダン操作において弾技を持っているキャラクターの中では、リュウの波動拳は素直で撃ちやすい技となっています。そのため波動拳を何発か撃って、相手が弾を避けつつジャンプ攻撃で反撃しようとしてきた所を対空技である昇竜拳(→+必殺技ボタン)で落とすという戦い方について学びたい場合にはオススメのキャラクターです。
一方でリュウのアシストコンボは全体的に使い辛いものとなっています。例えば弱アシストコンボは、基本的にリスクある攻撃をなるべく振らないように自動で判断してくれる事が他のキャラクターだと多いのですが、リュウはそのまま振り切ってしまい相手の反撃を貰いやすいです。
単純に標準的な技を一通り持ってアシストコンボが使い易く強いキャラは他にもっといるので、リュウはオススメしにくいという観点があります。

2024年2月の調整により、モダン操作でも条件が揃えば簡単に高火力を出せるのが魅力的なキャラクターになりました。一方で単純に技が強くて戦い易いキャラクターは他にもいるため、個人的には最初にリュウを選ぶよりも2キャラ目以降に使ってみるのをオススメしておきます。

ジェイミー
・特殊仕様である酔いレベルに応じて強力な技が解放されていく
・全体的に初心者殺し(初見殺し)な技を持っている
・酔いレベルを上げさせて貰えないと性能的に最弱

ジェイミーは薬湯を飲むことで性能がどんどん強化されていく(4杯で最大強化)のが特徴的なキャラクターと言えます。相手の弾を避けつつ大ダメージを与える爆廻(2杯で開放)や、かなり奇襲性が高くそのまま大ダメージコンボを狙える点辰(3杯で開放)など、酔いレベルを上げられればかなり強力な技を使えるようになります。
また大攻撃が高速で3連打叩き込む技で対応しづらいのを始め、全体的に技の途切れ目がわかりにくく、初心者だとどこで反撃して良いのかわからない初見殺しな技を数多く持っているのが特徴的です。
一方で薬湯を1杯も飲めていない状態だと、かなりの技が取り上げられている上に火力も普段の90%しか出ないなど、最弱とも言える性能になってしまいます。相手も薬湯を飲むのを阻止するのを狙ってくるため、中々難しいキャラクターとなっており、この薬湯による強化はラウンド毎にリセットされてしまうため、薬湯を飲むのはランクが上がれば上がるほど難しくなっていきます。

Cランク

マノン
・強力な投げ必殺技をワンボタンで使える
・相手の攻撃を通常技で潰しつつコマ投げを狙うと立ち回りは分かりやすい
・クラシックからモダンになるにあたって主力技がオミットされている
・アシストコンボをあまり使わず立ち回りも難しい

マノンは牽制に強力な通常技と、投げる度に強化される投げ必殺技(5回投げて最大)が特徴のキャラクターです。相手の動きを通常技で潰しつつ牽制して、動きが固まった所を投げ必殺技で投げて強化していくのが基本的な立ち回りとなります。
一方でモダンマノンはこの牽制に使う主力技がオミットされて一部使えなくなっており、どちらかというと相手のミス待ちを誘って投げるパターンが増えています。そのため立ち回りは単純で分かりやすいにも関わらず、やれる事が少なく難しいキャラクターとなっています。
また通常技で牽制するのが基本になるため、アシストコンボをあまり使わないのも初心者には難しいキャラクターとなっており、最初に触るのはあまりオススメしません。

A.K.I
・変則的でトリッキーな攻撃で相手を惑わす
・アシストコンボは使い易いものが多いがリーチが短く当てにくい
・特定のボタン同時押しで移行する技を多用する(操作変更が必要?)
・キャラの研究途中であり単純に情報が少ない

A.K.Iはその挙動がかなり独特なキャラクターです。低姿勢に移行して弾を避けながら近づいて来たり、毒攻撃で毒を付与し、相手に毒が付いてると強化される技があったりなど非常に変則的な技を複数持っています。
またアシストコンボは、アシストコンボ中に毒を付与してくれるものが多く、弱中強どれも素直で使い易いものとなっています。
しかしながらそもそものキャラクターの性能として技のリーチが短く、↓↘→+弱攻撃ボタンで出す弱蛇頭鞭などのコマンド技に頼らないと戦いにくいのが難しいキャラとなっています。
また↓+中ボタン強ボタン同時押しで出る悪鬼蛇行とそこから派生する3つの技を多用するのも独特であり、難しい要素となっています。※私の場合はA.K.Iを使う時だけL2ボタンで中ボタンと強ボタンを同時押しするように変更しましたが、このように操作の変更を行う可能性を考慮しても初心者には難しいと思います。
そして単純な問題としてA.K.I自体が一番新しい追加キャラクターであり、まだまだ研究途中であるため、困った時に頼れる情報源が少ない事があまりオススメ出来ない理由として挙げられます。

JP
・近距離戦で相手を追い払いつつ遠距離戦で相手のハメを狙える
・アシストコンボは優秀だが、モダン適性が低く、遠距離戦要素が全てコマンド
・弾撃ちが出来る以上に設置技を上手く使えないと弱く難しい

JPはその遠距離攻撃の苛烈さが何よりも特徴と言えるキャラでしょう。近距離にも強い技が多いため、遠距離攻撃をかいくぐって来ても近接技で追い払い遠距離戦に戻すという動きがとても強いキャラです。
また弱アシストと強アシストのそれぞれのアシストコンボは近距離戦にて使い易く、とても強力なキャラクターとなっています。
しかしながら一方で、JPの遠距離戦の強さを担う技は全てコマンドで出さなければいけないのが難しいキャラクターとなっています。JPの強さの根幹はあくまで遠距離戦であり、アシストコンボのおかげでいくら近距離戦が強くても比較的速い段階で詰まってしまいます。
更にJPの遠距離戦の肝は弾撃ちもそうですが、それ以上に↓↙←+攻撃ボタン(弱中強で出す場所が変化)で出すヴィーハトという設置技(上空に時間差で棘攻撃するサイコ空間を設置する技)とそこから派生するテレポート(↓↙←+弱ボタンか中ボタン)技を使えてこそなので、初心者が触るには憶える事が多く、最初に選ぶにはハードルが高いキャラとなっています。

ガイル
・弾技と対空技の組み合わせで相手を近寄らせない戦い方が出来る
・弾技も対空技も溜める必要があり、特に弾の撃ち分けや対空が難しい
・相手が近づいて来たら逆に自分から近づいて攻撃する必要がある
・アシストコンボが使い辛いために相手を追い払うのに苦労する

ガイルもJPと同様に遠距離攻撃が苛烈なキャラクターでありますが、JP以上に弾撃ちが重要なキャラクターとなっています。ガイルの場合は←(溜め)+必殺技ボタンでソニックブームという弾を撃てるため、JPなどに比べて簡単に弾を撃てるのですが、このソニックブームを連打しているだけでは相手に簡単にガードされてしまうため、撃つタイミングをずらしたりOD版を使ったりなど、同じ弾技の撃ち分けがまず要求されます
また弾技の比較的容易な回避手段としてジャンプする事が挙げられるのですが、ジャンプして近づいて来た相手を↓(溜め)+必殺技ボタンで出すサマーソルトキックで落とすのもガイルの肝となっています。このサマーソルトキックは決まれば強いのですが、1試合で何度も要求される場面があり、安定して出すのが慣れないと難しい点が挙げられます。
また相手があまりにも近くにいると弾をかなり撃ちづらくなるため、要所で相手に自分から近づく必要があるのですが、この時に使うアシストコンボが使い辛いものとなっています。特に本来一番多用したい弱アシストコンボは一発目が命中しても、距離によってはそれ以降がスカる事が多く、今一頼り辛いです。
モダンの強み自体は存在しますし、使いこなせれば非常に強力なキャラクターではあるので、ゲームに慣れてから触る事をオススメするキャラです。

Dランク

春麗
・スト6内でも上位レベルのキャラパワーを持っている
・モダンクラシックの区別関係なくキャラそのものが難しい
・アシストコンボが壊滅的に弱く、コマンド操作が必須になる
・モダンの恩恵はあるが、その殆どが上級者向け
※筆者が唯一プラチナになるのを諦めたキャラクターとなりました。

春麗は非常に難しい代わりにスト6内でも上位レベルのキャラクターとなっています。標準的な技を一通り持っており、技も全体的に優秀で、コンボを決められればとても高いダメージが出せます。
しかしながら春麗が初心者におすすめ出来ない点としてアシストコンボが壊滅的に弱い事が挙げられます。弱アシストはダウンまで持っていく事が出来ず、中アシストは比較的振りやすいもののSA2前提でSA2がなければダメージが低く、大アシストに至ってはSA3が前提で、普段使いするには→+必殺技ボタンで出せる天昇脚のOD版の追加入力が必須な上に、距離によっては2発目がスカるなどあまり使えたものではなくクラシック操作のようなコマンドを併用したコンボ練習がすぐに必須になってしまいます。
モダンの恩恵は大きいキャラクターではありますが、その恩恵の殆どが上級者向けの話であり、モダン操作目的で始めた初心者の場合にはまるでオススメ出来ないキャラクターとなっています。
将来的な強さ自体は保証されているので、どうしても春麗で戦いたい人はかなり根気強く練習する必要がある事は抑えておきましょう。

ダルシム
・スト6で一番変則的なキャラクターであり、対応の難しい攻撃を押し付けられる
・操作変更が必須
・移動性能がダルシム固有のものであり、初心者には扱いにくい
・その固有性からダルシムでの経験が他キャラに活かしにくい

ダルシムはスト6でも一番独特なキャラクターとなっています。その特徴はなにより通常移動の遅さが挙げられるでしょう。あまりにも遅すぎてステップ移動したり、↓弱攻撃や↓中攻撃で滑った方が素早く移動できるレベルの遅さとなっています。またジャンプの挙動も特殊であり、ゆっくりとふんわりとしたものとなっています。そしてダルシムは移動の挙動が遅い代わりに空中で↓+中ボタン強ボタン同時押し(弱中強同時押しでも可)で出すヨガフロートで浮き、→+攻撃ボタン3ボタン同時押しor←+攻撃ボタン3ボタン同時押しで出すヨガテレポートを中心に動き回るキャラクターとなっています。※このためL2ボタンに3ボタン同時押しボタンを入れるとこの移動技を纏めてワンボタンで出せるようになります。
このように独特な操作感のダルシムで私がプラチナスタートになった理由として、→+必殺技ボタンで出せるヨガアーチのOD版がとにかく強かった事が挙げられます。ODヨガアーチは画面外に行くか、相手に当たるまで中々消えずに相手を追尾する特殊な弾技となっており、初見の対応が非常に難しい技となっています。
またダルシムは伸びる腕や脚での攻撃が特徴的であり、相手に詰め寄られない限りは冷静に対応しやすいのもたまたまランクの認定戦で勝てた理由となっているのでしょう。
ともかくダルシムは全体的に独自の要素が多く、その移動方法がかなり特殊である事から、キャラの操作そのものが難しく最初にダルシムを触ったとしてもその経験は中々他キャラには活かしにくいため、オススメしないキャラクターとなっています。

以上ストリートファイター6初心者向けガイドキャラクター選択編となります。
この記事が皆さまのキャラ選択の助けになったら嬉しいです。
次回はゲームを遊ぶ時のチュートリアル的な導線となる記事を書いて、更に次々回でランクを挙げる際に意識した事を記事として書けたらと思います。

初心者ながらこの記事を執筆した理由として、初心者にもっともオススメなキャラクターとして溜めキャラの本田が多いけれど本当にそうなのだろうかというのが一番の執筆理由でした。
溜めコマンドは慣れたら比較的出せる(特に横溜め)類のものだとは思うのですが、初心者に勧めるには向き不向きが意外とあるのではなかろうかという事です。
私自身溜めコマンドというのは中々苦手で、特に下溜めコマンドは咄嗟に出す事が求められる場面が多いのも相まって今でも苦手な部類です。
また溜め関連で言うと本田よりもブランカを上にした理由としては、キャラ評に書いた理由以外にも、プラチナ以下だとモダンと相対する機会が多く、この時思った以上に突進技が対空技で落とされて、そういった時にブランカの方が戦い易かったという経験からブランカの方をオススメにしている点もあります。
以上を踏まえてキャラ評に関しては、溜めキャラの評価は多少低めに行っております。

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