モダンエドの使い方(初中級者向け)

攻略

既にモダンエドについて扱った記事を過去に一度執筆したのですが、調整内容を同時に扱った事でごちゃごちゃになった所があったため、今回は単独記事として昨今の状況も踏まえつつ修正したものをご紹介したいと思います。

基本は前回の記事の通りなので、過去に私のサイトでモダンエドに関する記事を閲覧した事がある人にとっては8割型内容は同じものとなっていますが、ご了承ください。
※前回記事は内容が古いという事もあり、非公開に致しました。

・パッドでモダン操作による評価
・基本は初心者が初めて触るorプラチナ(orダイヤ)を目指すぐらいのレベル想定
 ※一部中上級者向けのテクニックは紹介しますが、マスターでガチガチにやるという場合には参考にならないかもしれません。
・あくまでキャラ追加・調整直後なので強さなどの評価ではなく使い心地などを重点評価

DLCで追加された3人目のキャラエド。見た目の格好良さや、スト5の頃にはモダン操作のモデルとも言えるようなキャラとなっており、キャラ実装前ではモダン操作との相性も期待されているキャラとなっていました。まずはそんなエドについて簡単に紹介致します。

↑見た目の格好良さだけでなく、徹底したボクサースタイルや派手な勝利画面などから一度は触ってみたいと思った人も多いでしょう。

性能所感

最初に初心者向けに簡単に纏めておくと次のような感じです。

モダン操作とクラシック操作に大きな差がなく、気兼ねなくモダン操作で使える。
アシストコンボが優秀でモダン操作の中ではかなり扱い易い。
③ダイヤやマスターを目指してコンボのダメージを伸ばそうとしたり、戦い方を突き詰めて行こうとすると途端に難しくなってくるタイプ。ただし一部コマンド技で使い易い技があり、モダン操作をしながらコマンド技でのコンボを練習してみたい場合には個人的にオススメ
④マリーザのグラディウスや、本田の頭突きなど最初はとりあえずこれを振っておけ!という技があまりないため、相手の動きを見ながらアシストコンボやワンボタン必殺技を使って行く必要はある。

①モダンで使えない技は脅威のたった5つ。そのためモダン適性は非常に高い
※使えないのはしゃがみ弱Kしゃがみ中Kとジャンプ攻撃3種類のみであり、必殺技は全部使える。使えない技のせいで主要コンボが使えないという事も殆どない。
アシストコンボは全て優秀。特に強アシストは咄嗟に使うのが難しい技(普通に出すとキャラを見ながらタイミングを計る目押し必須)が組み込まれており、コマンドで技を出すようにしたとしても多用する。
※他のモダンキャラを触った事ある人ならラシードの中アシストのイメージ。実戦で使うコンボをそのまま使える。
③上記の特徴から最初の敷居は低め。一方で後述する特徴から上を目指し始めると細かいテクニックや咄嗟の反応/判断が求められるようになり、操作難易度が上がってくるタイプ。
④キルステップという移動技のおかげでラッシュを多用せずに相手に近づける=ドライブゲージの消費を抑えながら攻められるが、一方で防御面が脆いため守勢に入るとゲージを消費しがち。またキルステップには後ろに下がるフェイント動作があり、このフェイントを上手く使おうとすると難しい。
⑤エドだけがもつ特殊な技をいくつか持つものの、突進技・コマ投げ・中段技を持っておらず、しっかり地上戦をやる必要があり難しい
⑥技の先端を当てたり、技の当たるタイミング(早めに当たるかどうか)を見極める事で真価を発揮する技が多く、⑤と相まって相手と睨み合っている時の立ち回りが非常に難しい。その代わりに一度攻勢に入れれば有利が取りやすい
⑦対空技を中心に技の発生が遅い。この発生の遅い技を相手に早めに当てる事でリターンを取れる仕組みとなっているため、結果的に咄嗟に反応し易いモダンの評価が上がる形となっている。

エドの一番の特徴はやはりモダン適性の高さでしょう。モダン共通の特性でジャンプ攻撃3つが消えており、それ以外は通常技の2つのみとなっています。これはモダン適性が高いと言われるモダンルークより更に少ない数であり、この少なさからモダンとクラシックの差が(現状だと)比較的小さいものとなっています。

技紹介

ここでは技の使い方をそれぞれ紹介していきます。簡単な戦い方だけ知りたい方は最後の方に【結局どう戦えばいいの?】を用意したのでそちらを見ていただけたらと思います。

アシストコンボ

弱アシスト
:ジャブを打ち込んだ後にコンビネーションパンチであるサイコブリッツで締める技。
 自動ヒット確認がついており、中ブリッツまで繋いでくれる非常に使い易いコンボ。
 敵の目の前で振る技に悩んだら、とりあえずこの弱アシストがオススメ

↑中ブリッツからSA3にも繋げられるので、SAを使えば確実に倒せる場面は意識したい

中アシスト
:SA2まで自動で繋げてくれるアシストコンボ。アシストコンボ自体は程よく優秀なものの、このSA2には無限の可能性が秘められており、中アシストで出し切ってしまうのは勿体ないため、エドに馴れてきたらSA2を出さずに締めるやり方で使いたい。

↑中アシストコンボを出し続けるとSA2からのSA2後のコンボまで自動でやってくれる(画像左)
 SA2を使わないと相手を引っ張った時点で止まるため、サイコブリッツ(後ろ+必殺技ボタン)で締める(画像右)。

↑なおコマンドを出せるなら、締めを中アッパーにすると+42Fで確実に詐欺飛びが出来る
詐欺飛びとはジャンプ攻撃を安全に通せるテクニックであり、攻めを継続出来る。
なおSA2が溜まってない状況ならここまで自動でやってくれる。

↑誤って相手がガードしてるのに連打してしまった場合は、必殺技でフォローしたい

大アシスト
:エドの中でも最も優秀なアシストコンボ。SA3まで自動で繋げてくれる。最初のパンチの後にエドがステップ移動しつつ攻撃してくれているが、この連携が手動入力だと非常に難しいものとなっているため、安定してコンボに組み込めるのがモダンの利点の1つとなっている。

なおSA3は多くの他キャラと同様に弾抜けに対応しており、弾に対する反撃技としても使える。

↑SA3まで自動で繋げてくれる(画像左)。
SA3を使わなくともかなり優秀な連携となっており多用する(画像右)。

アシストコンボ以外の主力技

立ち中攻撃

:足元にジャブを飛ばす技。立ち中→中→中でダウンまでに持って行くタゲコン(通常技を特定の順番で押すだけでコンボになる技の事)になっている。比較的遠くまで攻撃が届く技になっており、先端(攻撃が届くギリギリの場所)なら2段目まで入れても通常技の反撃を貰いにくい。1段目で必殺技キャンセル出来るようになっているため、1段目が当たったのを確認して他の技に繋げる事も可能

↑例えば先端当てなら、ルークのしゃが中なども届かない。

↑そのままラッシュに繋がるため、相手が目の前で技をスカった時などにも強力。

前強攻撃

:少しだけ飛び上がって相手にパンチを打ち込む単発技。相手がこの技を止めるには、エドのパンチが当たる前に攻撃を当てなければいけないため非常に止めにくい。流石に連発すると止められてしまうが、前に詰めて相手に触りに行きたい時に有用な技となっている。ガードされると2F不利なため、続けて技を出そうとすると相手の弱攻撃(最速で反撃出来る技)などに潰されてしまうが、この技も先端で当てれば相手の弱攻撃をスカし易い技となっており、先端当てさえ出来れば継続して攻めやすい技になっている。

↑先端当てだと弱パンチを回避しつつそのまま攻撃出来る

サイコフリッカー(モダンだと弱フリッカーが下+必殺技ボタンでワンボタン)

:通称紐。単押しだとそこそこの射程の攻撃で飛ばすだけだが、溜める事ができ、溜めると相手を強制で自分の元に引っ張る。エドの中距離戦の肝となる技だが、インパクトに弱いという弱点を持っており、使い方が難しい。後述するキルステップでキャンセルしてフェイントなどを織り交ぜていきたい。

またサイコフリッカーを使った強い連携としてアシスト大の一発目のパンチ→サイコフリッカー弱の連携がある。この連携は、ガードされても相手のドライブゲージがゴリっと削れる上に、サイコフリッカーが当たるまで相手は一切動けないため、相手のドライブゲージが少ない状況下で安全に削りたい場合に重宝する。

なおワンボタンで出せるのは弱版だが、コマンド入力でも多用し、中だと立ち中より更に遠距離の敵が殴れたり、強だと対空気味に使えたりする技となっているため、上手に使い分けたい技となっておりこの点でも難しい技となっている。

↑牽制で触れる他、溜めると相手を引き寄せて殴れ(画像左)
ジャストパリィ以外では引き寄せを拒否出来ない(画像右)

↑後述するキルステップと組み合わせてフェイントも可能。
ただし近過ぎると、フェイントしてもインパクトを食らってしまう

↑アシスト大→弱サイコフリッカー(ワンボタン)の強力な連携
リスクなしで使い易い

発展:サイコフリッカーの攻防(相手を引っ張った時の戦い方)

↑基本的なフリッカーでの攻防(相手を引っ張る時の戦い方)

フリッカーの攻防についても簡単にご紹介します。
まずフリッカー対策として相手がインパクトを振った場合、キルステップで下がって強アシストコンボが第一の攻防です。なおここで相手がインパクトではなくジャンプ攻撃を多用するようなら、コマンド入力が必須になってしまいますが、強フリッカーを使いましょう。強フリッカーは上側を攻撃する技となっており、強フリッカーを混ぜる事で、エドのフリッカーを構えるモーションを見てからジャンプ攻撃をするという行動がやりにくくなります。

次に相手を引っ張った場合、まず投げが第一の選択肢です。フリッカーは、相手を引っ張った場合、エド側が先に動けるようになっており、相手の攻撃が飛んでくる前に安全に投げる事が可能です。但し、相手がバーンアウトしてる場合、ほんの少しだけ投げを遅らせないとスカってしまうので注意しましょう。

エドのフリッカーからの投げを相手が嫌がった場合、相手も投げボタンを押して投げ抜けを狙ってくるようになるわけですが、その場合は、バックステップしてからのアシスト中攻撃が刺さります(第二の選択肢)。最初のうちはそのまま中アシストコンボを連発しても良いですが、馴れて来たらそのまま強アシストコンボを出すのがオススメです。ドライブゲージを使わずに大ダメージを与えられます。ただしその場合、強アシスト攻撃を丁寧に押さないと、一瞬溜め攻撃を出そうと溜めてしまい、コンボが繋がらない悲劇が起こってしまうので要注意です。

↑フリッカーをしてからしゃがみ弱攻撃→弱攻撃→弱攻撃→中ブリッツ

最後に第三の選択肢として、しゃがみ弱攻撃から動画のような連携を決めるという選択もあります。これは引っ張ってから無敵技を出してくる相手への対策となっており、フリッカーを引っ張った直後に無敵技を出してくるタイプの相手にはしゃがみ弱攻撃が当たる連携となっています。一応しゃがみ弱攻撃をガードしてから無敵技を出すなら相手は割り込めるのですが、そうすると他の選択肢に対応しきれない事になります。

このしゃがみ弱攻撃が当たるのは、「連ガ下段」と呼ばれるテクニックを使用しており、少々説明が難しいです。なのでそういうものだと思って貰えれば良いのですが、一応理屈については下に紹介しておきます。

「連ガ下段」とは連続ガードの下段技は無敵技で抗えない事を意味しています。

連続ガードとは、相手のガード硬直が終わる前に続けて攻撃を当てた場合、ガードの硬直時間が更新されて、本来別々の攻撃が、あたかも1つの技のように連続で繋がる状態になる事を指します。

例えばエドの弱フリッカーは、相手がガードしている状態で命中すると、相手を約2.6秒程ガードした状態で硬直させるのに対し、自身は約2.4秒で攻撃動作(相手を自身の元へと引き寄せる動作)を終了させます。つまり相手より0.2秒程先に動けるようになっています。この0.2秒の間に別の攻撃を命中させた場合、2.6秒のガード時間が更新され、更に延長して相手はガードモーションを取り続ける現象を連続ガードと呼ぶわけです。

エドのしゃがみ弱攻撃は、丁度0.2秒で攻撃出来る技となっており、しゃがみ弱攻撃の場合は、相手を0.6秒ほど硬直させるため、弱フリッカー→しゃがみ弱攻撃の連携は、実質的に2.6+0.6=3.2秒の間、相手をガードした状態で硬直させる連携となっています。

このガードした状態の硬直というのが曲者で、「何も行動できない」状態ではなく、あくまで「ガード行動しか出来ない」状態なので、立ちガードとしゃがみガードの切り替えは可能な状態になっています。

一方で、無敵技というのは、基本的に前入力を要求します。特にモダン操作で無敵ワンボタン技を出す場合、アシストボタン+必殺技ボタン+前入力ボタンのみで出るためより顕著です。

それでは、ガード硬直中に、前入力を行った場合どうなるかというと、「ガード行動しか出来ない」ので、ガード状態が解かれる事はないものの、下入力が入ってないため、立ちガード状態だと認識されます。

つまり連続ガードの最中に無敵技を出そうとすると、立ち状態だと判断されて、立ちガード状態になり、立ちガードは上段技と中段技はガード出来る一方で、下段技はガード出来ないため、下段攻撃をそのままくらってしまうわけです。

これはガード硬直中の話なので、例えばエドの弱フリッカー→しゃがみ弱攻撃の場合、しゃがみ弱攻撃後に更に連続ガードさせる手段はないため、しゃがみ弱攻撃までしっかりガードしてから無敵技を入力すれば、無敵技で割り込める状態になります。

また無敵技であっても、例えばワンボタンSA3などの場合、下入力を維持しなら入力出来るので、連続ガード中に入力してしまっても、そのまましゃがみガード判定になって、連続ガード終了後にしっかりSA3が出るようになっています。

ただし、あくまで割り込めるようになるだけなので、例えばエドが弱フリッカー→しゃがみ弱攻撃→何もせず様子見ガード を選択した場合、しゃがみ弱攻撃までガードしてから無敵技で割り込んでも、エドにガードされてしまう状態なので対策とやる場合は注意しましょう。

このように 連ガ下段とは、連続ガードである事を知っていないとそのままやられてしまうような、重要な知識になっています。

キルステップ

:ステップ移動をする技。この技のおかげで相手に起き攻めなどを仕掛ける際にラッシュを使わなくて済む。ステップ移動は前にも後ろにも移動できるため、この2つでまず使い分けがある他、前移動時にはキルステップ直後に技をボタンを押すかキルステップの終わり際にボタンを押すかでも出る技が変わってくる。そのためとにかくその使い分けが難しい技になっている。

↑前にも後ろにも移動できる上に、通常技からの派生にも使えたりととにかく使い所が多い。
そのため同時押しで頑張るかわざわざキルステップ用のボタンを作るか悩ましい所。

対空問題

エドを使う上で難しいポイントなので対空についても触れておきます。エドはまずめくり飛び(自キャラの裏に回るような飛び方)には弱いです。対空技の出が遅い上に単純に落とせる手段が殆どないためです。その上で対空攻撃を早めに当てられたどうかで追撃出来るかどうかが変わってくるという問題があります。対空攻撃を当ててからちゃんと当たったかどうか判別する猶予が多少あるため、追撃出来るかどうかしっかり確認するようしましょう。

↑エドが対空に使える技は複数候補があるが、モダンならやはり前必殺技で出るアッパーを活かしたい
モダンなら、めくり飛び(自キャラの後ろに落ちる飛び方)落としも、比較的容易に狙っていける

↑早めに(相手が高い位置にいる時に)攻撃が当たったかどうかで追撃が入るかどうか変わってくる。
追撃を安定して狙えると、クラシックより対空からのダメージが伸びるので意識したい。

SA2

エドのSA2は色々な使い方が出来る非常に強力な技となっています。SA系の中では珍しく、SA中もSAゲージが貯まる仕様になっているため、ゲージ回収をしっかりやれば実質1.5ゲージで使えるようなものになっています。またこのSA2で特に優秀なのが相手を運ぶ能力。このため中アシストコンボで使ってしまうと相手を全く運べないため、可能なら自力で使えるようになりたい技となっています。特にダイヤやマスターを目指したい場合にはSA2の使い方を創意工夫したいものです。

またSA2には色々と独自要素が詰まっており、日々研究されております。おそらくエドで一番研究される技といったらこの技なので、簡単に使い方そのものは紹介するものの、より色々コンボなどを知りたい場合には別途調べて貰えたらと思います。

注意:ここから紹介するSA2は、全て出したら後ろ入力を入れるゆっくり進むバージョンです。SA2は発動した後に後ろ入力、ニュートラル(何も入れない)、前入力で速さが変わります。

①ワンボタンだけでSA2運びコン

しゃがみ強→ODサイコブリッツ(後ろ必殺技+アシスト)→SA2→前ステップ→強アシストコンボ

※ODサイコブリッツには2回SA2に繋げられるタイミングがあり、今回のコンボの場合は1回目の腕を振り下ろしたタイミングで出す。2回目の腕を振り上げたタイミングで出すと強アシストが繋がらない。

SA2を使う運びコンで比較的簡単なもの。ワンボタン技で完結出来てコマンド入力を使わなくて良いのが魅力的画面中央より多少壁が近い状況でないと、最後の技が当たらない

またODサイコブリッツは、次に出す技のコマンド入力を受け付ける時間が非常に長いという特徴を持っている。そのため、コマンドでコンボを出す練習にも最適であり、SA2までをコマンド入力するとダメージが大きく上げる事が可能。(仮にコマンド入力したら3536→3970にまでアップする)

②コマンド使わない運びコン例(別方面で難しいので非推奨)

アシスト中2段目まで→ODサイコブリッツ→SA2→サイコスパークからの弱シュート→サイコナックル

※今回のODサイコブリッツは、2回目のキャンセルタイミングである腕を振り上げタイミングでSA2に繋げる。またサイコナックルはアシスト+強ボタンで溜めると出せる技となっているが、溜め段階が2段階存在し、今回の場合は1段階目で技を出さないと間に合わない。

SA2での運びコン例その2。難易度が上記より高く、ダメージも落ちるが、相手が壁際まで行かなくても攻撃が繋がる上にかなりの距離を運ぶ。こちらはコマンド技を使わなくても良いのがメリットだが、サイコスパークからナックルまでのコンボが難しいので、個人的には次に紹介するコンボの方がオススメ

③基本SA2運びコンボ

対空→ODサイコブリッツ→SA2→強アッパー→前強攻撃→強アッパー

※今回もODサイコブリッツは2回目の腕を振り上げたタイミングでSA2に繋げる

コマンド入力できる場合に一番使える連携。対空始動じゃなくても使える。強アッパーだけコマンド入力しなければならないが、相手が壁際に行かなくても技が繋がる上に運びつつSAゲージを稼げる。対空攻撃から特大リターンが狙えるので、エドに馴れてきたらこのコンボを狙いたい

↑チェイス(キルステップ)する余裕があるなら、後半を改変するとダメージや状況が良くなる

④ドリームコンボ(超上級者向き)

アシスト強→ODフリッカー→サイコスパーク→ODブリッツ→SA2→空振り弱アシスト
→中ブリッツ→微歩き(少しだけ前に歩く)→強アッパー→チェイス(キルステップ後半のパンチ)
→前ステップ→強アッパー→強アッパー

巷で話題のドリームコンボと呼ばれるもの。SA2の弾を相手の目の前ではなく、相手の真後ろに当てるように使う事でSA2のヒット数が通常より抑えられ、相手を画面端まで運べる。コンボ中にドライブゲージを大量消費するが、その後ドライブゲージとSAゲージを大量回収出来るため最終的な消費量は少なく、更にダメージまで稼げる夢のようなコンボになっている。但し相手キャラを大幅に運ぶ関係上、自キャラが壁に追い込まれているような状況下でないと後半を失敗するので要注意。

ドリームコンボは複数種類あるが、動画はモダンでも出来るドリームコンボの中では一番簡単で安定するもの。本来中ブリッツのタイミングはキャラクターの動きを見ながら特定のタイミングでボタンを押す(目押し)というものであるが、このコンボでは空振り弱アシストでタイミングを調整しており、1回目の強アッパーを出すための微歩き以外は最速でコマンドを入力すれば出来るコンボになっている。その代わりに始動が始動なので、インパクト返し直後以外で安定して出せるような場面があまりない。またDゲージが4本以上ないと途中でBOしてしまうのも欠点。

非常に強力なコンボだが、その分難易度が段違いに高いので無理してこのコンボをやる必要はない。ドリームコンボより前に紹介した安定コンをまずは習得したうえで、コンボ練習が苦にならないタイプの人間ならオススメ。また使える状況が限られる関係上、状況に合わせたコンボ選択が出来る余裕も必要になってくる。

⑤SA2で相手を詰ませる連携

↑SA2が届く距離ギリギリ→ラッシュ→アシスト強攻撃→サイコスパーク→ODアッパー

相手の体力が1000以下かつBOしていて、なおかつSA2をジャンプで飛び越そうとしたりSAで抜けようとしてるかギリギリまで待って判断できる(対処できる)自信がある人限定で、いきなりSA2を飛ばして削りダメージで相手を倒すといった芸当も可能。SA2をガードしてからは相手は一切動けず、SA2を飛び越そうとジャンプすればエドの対空攻撃が刺さるため、ちゃんと対処出来れば詰みになる。

↑アシスト強攻撃→ODブリッツ→SA2→アシスト強攻撃→サイコスパーク→サイコシュート(派生)

ドライブゲージが少なかったり、確実に削りで倒したいならこちらの連携もオススメ。上で紹介したコンボと同様に、BO時ならアシスト強攻撃が当たれば最後まで動けない連携になっている。

⑥その他SA2の仕様

↑SA2の変わった仕様として、SA2に当たっている相手をエドの体で押せる。8回ヒットするか画面外にいくまで残り続けるため、相手の投げを警戒しつつも自分の体で押して画面に追いやる事も可能。

↑更にSA2はガードされた場合にドライブリバーサルに弱いという弱点があるが(画面左)
SA2が消えるまでドライブリバーサルが出来ない連続ガード連携もあり奥が深い(画面右)

結局どう戦えばいいの?

最初はアシストコンボ・中ボタン3回押しの連続パンチ・大アシスト1発目のパンチからの弱フリッカー(下+必殺技ボタン)の3つを織り交ぜながら戦うのがオススメ。エドは中距離戦が強く、あまり自分から攻めていくタイプではないので、ラッシュなどを使って無理に攻めるよりも相手が攻めてくるのを待ちつつ、揺さぶっていくイメージで戦いたい。

馴れてきたらSA2コンボを練習(特に対空スタートのパターンはオススメ)したり、溜めフリッカーやODフリッカーで相手に仕掛けていくことが出来るようになれば基本的な戦い方が出来るのではなかろうか。

エドまとめ

このようにエドというキャラはモダン適性がかなり高い一方で、戦い方がかなり難しいタイプのキャラクターとなっています。またエドは難しいものの触っていてかなり楽しいキャラクターでもあります。実用的でダメージの高いタイプのコンボを研究したい人は勿論、筆者のように妥協を重ねてなるべく簡単にコンボが使える事を目指すタイプの人間であっても色々と創意工夫して模索するのが楽しいタイプのキャラクターです。
現状のモダン操作はクラシック操作の方が強い事を考えてしまう事が多いですが、エドはそういった事もあまり考えなくて済むタイプのキャラクターでもあるため、モダンでの強さが気になってしまうタイプの人にもオススメ出来ます。

以上今回はモダンエドの使い方について解説しました。モダンの強みが活きるタイプのキャラクターの1人であり、使い手もそれなりに多い事から教材が多いという点でもオススメのキャラクターです。

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