はじめに
今回はタイトルの通り、ランクマッチでシルバーを目指すというものです。
なるべく要点を絞って纏めたので、参考になればと思います。
なお基本的にはモダン操作向けですが、一部はクラシック操作の方にも参考になるかもしれません。
以前にも戦い方に関する記事は挙げたのですが、そちらはプラチナを目指す趣旨のものだったので、もう少し初心者向けの記事を用意しても良いのではないかと思い今回の記事を作成しました。
↑以前作成した記事。主にプラチナを目指す人向け
戦い方で意識する事
①弱攻撃・中攻撃・強攻撃の性質を理解して使い分ける
始めの第一歩は攻撃の違いを意識する事です。スト6では攻撃の種類ごとに性質が違います。
その性質とは非常に簡単に言うと次の通りです。
弱攻撃(投げも性質は弱攻撃に近い)
・素早く攻撃出来るうえに、攻撃後の隙も少ないが、攻撃が届く距離が短い。ダメージも低め。
中攻撃
・全てにおいて弱攻撃と強攻撃の中間の性能。
強攻撃
・攻撃出来るまでが遅く、攻撃後の隙が大きいが、攻撃が届く距離が長い。ダメージも高い。
これはアシストコンボなどにも同様の傾向にあり、それが下の画像のようになります。
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↑ルークでアシストコンボが当たる距離を比較した時の例。
画像左側のルーク同士の足元の距離に注目すると強>中>弱の距離になっているのが分かる。
↑右のルークが着地直後に強アシスト攻撃を出し、左のルークが弱アシスト攻撃を出した例。
お互いの攻撃が届く距離で、互いがほぼ同じタイミングで攻撃した場合、弱攻撃に強攻撃は勝てない。
※攻撃出来るまでの速度は弱攻撃の方が速いため
こういった特性を踏まえて弱アシスト・中アシスト・強アシストを使い分けて行きたい所です。
例えば最初のうちは次のような使い分けをオススメします。
①自分から攻める時は弱攻撃(弱アシストコンボ)か投げ
弱攻撃は既に確認したように、同じ距離ならどんな攻撃よりも早く出る事になります。
そして自分から攻める場合、相手との距離が詰まる事になるので、弱攻撃の攻撃範囲になります。
そのため弱攻撃で攻めれば相手の反撃を許さずに攻める事が可能です。
また弱攻撃の場合は大抵の場合隙が少ないため、裏目が少ないのも良いポイントです。
なお投げも攻撃が出てくる速度は弱攻撃並みに速いため、適度に混ぜると良いでしょう。
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↑画像のように例えばジャンプ攻撃からの弱アシストコンボなど。
②相手と見合ってる時や受け身の時は中攻撃or強攻撃
一方で相手と見合ってる状況の場合、距離が開いている事が多いため弱攻撃だと攻撃が届きません。
そういう時には中攻撃or強攻撃がオススメです。
中強の使い分けはキャラによりますが、大抵強だと隙が大きいため、基本は中攻撃をオススメします。
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↑お互いにウロウロしてる状況なら基本は中攻撃がオススメ
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↑例えばエドの強アシスト攻撃は隙が小さいため、強攻撃主体の方が有効な場合も一部ある。
発展:攻撃の特性を踏まえて通常技や必殺技を使う
アシストコンボ以外の通常攻撃や必殺技も上記のように特性を踏まえて使っていきましょう。
見合っている時は遠くまで届く攻撃を使ったり、遠距離攻撃を持ってるなら撃ったりなどです。
複数の技を使い分ける事で相手が意識しなければならない技が増え、自分ペースで動き易くなります。
注意点として適度に混ぜていく事をオススメします。同じ技を1つだけ使い続けていると相手が段々馴れて適応したりしてしまうためです。勿論状況に合わせた技振りをしないと意味はないため、例えば相手との距離が離れている時は強攻撃を主体としつつ、インパクトを警戒して中攻撃を混ぜようとか、そういった使い分けが出来るとベストです。
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↑例えばキャミィには強攻撃で蹴る技があり、これは強アシストコンボの始動技より射程が長い。
強攻撃としては隙も少ないので、過度に使い過ぎなければリスクは少ない。
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↑別記事でも触れた事があるが、グラディウスなどの技も遠くまで攻撃が届き、中距離では振り易い。
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↑こういった弾技(遠距離技)も見合ってる時に振る技としては分かり易い。
ただしジャンプ攻撃をされたりなど裏目もあるので、やはり距離に応じて使い過ぎない事は大切。
②起き攻めをしっかりしよう
起き攻めとは、地面へ倒れた相手が起き上がってくるタイミングに合わせて攻撃を振る事です。
起き攻めを仕掛ける時は、仕掛ける側が有利なため、非常に大切な攻めの機会となっています。
相手に近づいて投げを繰り返したり(通称:柔道)、起き上がりまでの時間が長い事から場合によっては中攻撃や強攻撃を合わせる事も可能となっており、ダメージを大きく稼げるチャンスです。
また起き攻めが成功した場合、相手はもう一度地面へと倒れて更に起き攻めを繰り返す事が可能になっているため、攻めを継続するには重要なテクニックとなっています。
起き攻めの大切なポイントとして、しっかり相手の起き上がりに合わせて攻撃が届くようにする事です。起き上がる直前まで相手は無敵状態であり、起き上がりに攻撃を上手く合わせられないと、せっかくの攻めの機会が一気に不利になってしまったりするからです。
そのため起き攻めだからと慌ててボタンを連打したりせず、しっかりタイミングを合わせてボタンを押すようにしましょう。
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↑このキャラクターが倒れてから起き上がる時間は攻めのチャンス。
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↑左画像のように、タイミングを合わせて攻撃したり投げれば特大リターンを得る事が出来る。
しかしながら右画像のように、ただ連打したりしてしまうと、途端に相手の反撃を食らう。
そのためしっかり起き上がりに攻撃を合わせられるよう練習しましょう。
補足:コマ投げキャラの起き攻めは打撃を基本とせよ
マノンやザンギエフなどはコマ投げと言って一撃のダメージが非常に大きい技を持っています。
しかしながら強力であるからこそ、最初は相手も警戒している事が多いです。
コマ投げはジャンプするだけで簡単な対策になってしまうのも警戒されやすい要因です。
そこでコマ投げキャラを使っているならば、最初は打撃技を起き攻めでするようにしましょう。
相手がジャンプした場合、打撃技が当たるため、何度も打撃技をして飛ばせない意識作りが大切です。
そうして何度も攻撃を当てて、相手がガードしてくるようになったらいよいよコマ投げの狙い所です。
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↑いきなりコマ投げを振っていくと飛ばれてしまい一気にピンチになる可能性が高い。
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↑そのため相手がガードし出すまで打撃を振っていく事を意識したい。
打撃の中にコマ投げを混ぜる事も可能である。
③分かり易い確定反撃はしっかり攻撃しよう。
確定反撃とはその名の通り、相手の攻撃をガードしたりする事で確実に反撃出来る状況の事です。
この確定反撃のうち、分かり易いものを取れるかどうかでダメージ効率は大きく変わってきます。
分かり易いものは、隙が大きい攻撃が多く、強アシストコンボなど大ダメージを狙えるチャンスです。
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↑無敵技をガードしたり(左上画像)、相手が当たらないインパクトを目前で出したり(右上画像)
突然出してきたSAをガードしたり(左下画像)、相手がコマ投げを失敗したり(右下画像)
意外と分かり易い確定反撃というのは多いので積極的に狙っていきたい。
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↑左画像のように、確定反撃だからと慌てて小技一発当てて終わりは非常に勿体無い。
右画像のように、アシストコンボをしっかり決めて手痛い一撃を与えたい。
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↑初見だとわかりにくいが、実はガードすると確定反撃という技も存在する。
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↑なお遠く離れていてもステップ移動やラッシュ移動で余裕を持って間に合う例もある。
戦っていく中で少しずつ確定反撃の知識を付けるだけでもダメージは大きく伸ばせる。
④守りの選択肢はガードするかジャンプを基本とする。
初心者帯で大きく差が付くのがガードをしっかり出来るかどうかという点です。スト6では基本的に相手の攻撃を最後までしっかりガードすれば反撃に移行出来るため、ガードする癖を身に付けていきましょう。
最初のうちは慌てて攻撃ボタンを押しがちなのですが、相手に起き攻めされている場合、基本的に相手が起き攻めを失敗していない限りは自分の攻撃が相手に勝つ事はありません。だからこそまずガードする事は大切です。
※中・上級者帯なら相手の起き攻めに攻撃ボタンを押す事が有効な場合もあったりするのですが、これはお互いにそういったテクニックがある事を知っている事が前提になるため、やはり最初のうちはオススメ出来ません。
ただしガードだけでは、例えば投げられ続けて負けてしまうという事が発生します。そういう場合にオススメなのがジャンプです。特に画面端に追い詰められている状況では、前ジャンプをする事によって一気に形成が逆転する事が多いです。
また、相手がガンガン突撃してくる場合には、その場でのジャンプ(通称:垂直飛び)や後ろ飛びでお茶を濁す事も可能なため、オススメです。
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↑例えばルークはしゃがみ弱攻撃が最速に出る技となっているが、
起き攻め時にはいくら連打しても基本的に勝てない
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↑端に追い込まれた際には前ジャンプを狙いたい。
反撃される可能性もあるが、端を脱出する事に比べたら安いダメージである。
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↑突撃してくる技の種類によっては、垂直ジャンプも1つの防御手段となり得る。
発展:余裕が出てきたら相手の行動を予測する。
防御する上で大切なポイントは相手の立場に立って考えてみる事です。
これは難しい事ですが、わかり易いものとして、無敵技を積極的に使う相手が例に挙げられます。
無敵技は、ガード出来れば③のような確定反撃を決める絶好の機会となるため、相手が無敵技を出してきそうなタイミングで一旦ガードをして様子を見るといった事が出来ると、相手と大きく差をつける事が可能となってきます。
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↑ここぞというタイミングで相手の行動を予測出来ると強い
おわりに
以上がスト6初心者が戦っていく上で意識しておきたい事になります。
ここまで書いたポイントをしっかり押さえておけばシルバー帯にも余裕をもって到達できるでしょう。
重要なのは、わけもわからずボタンを押してしまうような事が、なるべくないようにする事です。幸いモダン操作ならアシストコンボがあり、操作で混乱する事が最初は少ないため、自分は今○○したいからこの攻撃を振っているなど、意図をもってボタンを押せるとより強くなれるでしょう。
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