はじめに
※超強力なキャラクターであるウィシャデル到来という事で、ウィシャデル実装までの内容を反映。また最近活躍の場が増えているヴィルトゥオーサも追加で記載。 2024年11月1日追記
今回は周年記念などでアークナイツを始めた方向けに、アークナイツの様々なキャラ特性をご紹介する記事を作成致しました。アークナイツはキャラ編成においてかなり自由度の高いゲームではありますが、その自由度の高さはキャラの組み合わせやキャラの傾向性を知ってこそのなので、初めたてだと中々にわかりにくい部分なのではないかと思います。そのため今回の記事でその助けになればと本記事の方を投稿致しました。
※あくまで価値基準は筆者目線の点にはご留意下さい。
また今回の記事でキャラについて知る事で、今後のガチャ計画を立てる際の参考にもなるのではないかと思います。
なおアークナイツをまだ始めていなくて、始める前の情報収集として本記事を開いた方がいた場合、レビュー記事も私は投稿してるので、そちらをぜひご覧ください。
コラボキャラに関する記事も書きました。コラボキャラに関して知りたい人は下記をご参照ください。
キャラを知る
※名前の下に限定キャラと書かれているものは限定ガチャでしか手に入りません。
一方で何も書かれていない場合は恒常キャラとなっています。
(限定ガチャの開催は1月、5月、8月、11月のパターンが多い)
なおコラボキャラに関しては、入手が不安定である事から除外してあります。
常用キャラ
テンニンカ(星4・先鋒)/メインスキル 1
・先鋒最高峰のコスト稼ぎ屋。長丁場ならエリジウムなどテンニンカよりコストを稼ぐキャラはいるが、テンニンカは回転率が優れるため、通常ステージで使う分にはやはりトップレベルである。
・素質で先鋒に体力自動回復を付与するがこれが地味に強力。アークナイツでは先鋒2体(3体)編成が基本となるため、相方となる先鋒の場持ちを良くしてくれる。先鋒の場持ちが良い=医療(回復役)の配置を後回しに出来る=アタッカーを早期に設置に出来るの構図が完成する。
・コスト回収能力があまりにも優秀な事から、敵が序盤から苛烈なラッシュを複数ルートで仕掛けてくるレベルでもない限りは大抵採用されるキャラクターとなっている。
ウィシャデル(星6・狙撃)/メインスキル 3
限定
・能力が自己完結しており、単独でこなせる仕事が滅茶苦茶に多い狙撃キャラ。スキル未使用時の平均火力の高さ・攻撃範囲の広さ・範囲攻撃能力有・敵の減速機能有・敵へのスタン能力有・スキル使用時の高火力化+実質的な攻撃範囲の更なる拡大・召喚物による囮機能と、様々な能力が1キャラに詰め込まれているので、他の高台アタッカーの追随を許さない性能となっている。
・素質はウィシャデルの攻撃力上昇+攻撃時に確率で爆発による範囲攻撃&スタン付与+「レヴァナントの影」という召喚物の召喚の3つ。ウィシャデル最大の強みがこの召喚物で、「レヴァナントの影」は5秒に1回ウィシャデルと同等の攻撃力で攻撃してくれる上に、足止め(移動速度減少効果)を1秒間付与してくれる。つまり星3~星4レベルのそこそこの強さのオペレーターを実質無償で追加召喚しているようなものであり、トドメにスキル3使用時には最大3体まで追加召喚されるため、1人で3~4人分の仕事をこなしているレベルになっている。
・さらにこの「レヴァナントの影」、ウィシャデルの攻撃範囲内の敵を攻撃する=攻撃範囲が非常に広大な上に、配置数を消費しないタイプの召喚物であり、耐久力もかなり高い=囮としても使えると隙がない。ウィシャデルの隣に召喚出来るとウィシャデルに迷彩効果(敵に攻撃されなくなる)まで付与するため、敵に高台を攻撃出来るキャラクターがいる場合、囮を先に設置しないといけない高台キャラ共通の弱点まで克服している。
・スキル3は6発限定で攻撃を超大幅に強化し、「レヴァナントの影」を最大3体まで設置するというもの。素質確定発動であるため、ウィシャデルによる範囲攻撃+素質による爆発範囲攻撃&スタン付与が常に重なるようになるため、見た目以上にダメージが出るようになっている。更にスキル中の攻撃は、範囲攻撃によって敵を巻き込む範囲が2.5マスまで拡大するようになっており、4マス先の敵を攻撃する&2.5マスの範囲攻撃=6.5マス先までの敵を巻き込めるようになっている。またウィシャデルは、職分の特性上、「レヴァナントの影」も含めて対空攻撃不可という弱点があるのだが、このスキル3中のみ限定で対空攻撃が可能になっている。
・スキル3は弾数制のスキルとなっているため、遊龍チェンと組み合わせて弾数を確立で増やしたり、途中でスキルを止めるといった使い方も可能。このため「レヴァナントの影」を召喚・更新するためだけにスキルを使用し、その後はすぐにスキルを解除して、強敵に備えてスキルを貯めるという使い方も可能である。
・なお既に「レヴァナントの影」を召喚している場合、スキル3を発動しても体力が更新されない(回復しない)が、「レヴァナントの影」は自主的に撤退させる事が出来るため、体力が少ない「レヴァナントの影」がある時は、スキル3発動前に撤退させておきたい。
・ウィシャデルの数少ない弱点を挙げるとしたら、防御無視系の機能は持たないため、規格外に高防御力の敵を相手する事は苦手である。ただし規格外に高防御力の敵だけが出るマップというのは早々ないため、常用出来るキャラクターとなっている。
・また水上マップなど、キャラ設置に追加リソースを要求するタイプのマップは、「レヴァナントの影」の設置が大幅に制限されるので、一応苦手である。ただしこの手のマップは、生息演算の雨季など、非常に限定的なので、あまり気にしなくて良い。
フィリオプシス(星5・医療)/メインスキル 2
・スキル回転率を大幅に改善する素質が本体。フィリオプシスを配置するだけで対象となる味方【全員】のスキル回転率が1.3倍にまで加速する。スキル回転率をサポートするキャラクターは他にも存在するが、ここまで効果が強力&緩く使えるのはフィリオプシスしかいない。
※スキルが自動回復するタイプのキャラクターのみが対象となるが、アークナイツの多くのキャラクターのスキルは自動回復が基本となるため、攻撃回復(攻撃した時だけスキルが溜まるキャラの事)キャラ大量採用など意図的に編成しない限りはあまり気にしなくて良い。
血掟テキサス(星6・特殊)/メインスキル 3(状況により2)
限定
・火力&足止め性能に優れた特殊アタッカーの完成形。特殊の中の執行者という職業の性質上、コストが低い&再配置時間が非常に速い(退場から18秒で再設置可能・通常の職業だと70秒)という特性を持つが、これがテキサスの性能と噛み合い過ぎて、困ったらテキサスを配置すれば大体解決するレベルのキャラクターとなっている。
・素質は敵を倒すまで被ダメを抑え、敵を倒したら1度だけ体力全回復&スキル再発動というもの。この素質のおかげで数値以上の火力が出る上に、敵に倒される前にほぼ確実にスキルを使い切れるようになっている。
・スキル2はデバフをばら撒きつつ通常攻撃を術攻撃にした上で大幅強化する単体火力特化。敵を抱えるのには向かないため、味方が抱えているボスキャラを横から殴るなどテキサスが直接殴られない状況下で活用したい。DPSだけで言えば下記の脳筋火力キャラ並みのダメージが出る。
・スキル3は配置場所周囲の敵全員に2回の術攻撃をした後スタンを付与し、その後約8秒間、対空性能&スタン付与能力持ちの術攻撃を1秒間隔でばら撒く範囲特化攻撃。とにかく致せり尽くせりのスキルであり、範囲特化といいつつも、素質による再発動も含めれば中程度の敵まで纏めて殲滅できる攻撃性能を誇る。更にスタン付与能力のおかげで、敵キャラを抱えやすく、スタンを無効化されない限りは正面から敵と殴り合えるスキルでもある。
・厄介な雑魚敵の処理から、ドローンなど空中の敵の処理、更にはボスキャラの削りまでとにかく幅広く仕事出来るため、編成の穴を埋めてくれるキャラクターとなっている。
脳筋編成 火力編
耀騎士ニアール(星6・前衛)/メインスキル 2(状況により3)
限定キャラ
・単体キラー。素質で敵の防御力の20%を無視したり、スキル3の効果で硬い敵を殴ってもダメージを出せる。
・スキル2だと配置後最大27秒で強制退場してしまう代わりに配置数が0扱いでカウントされないのが最大の強み。配置限界10人のマップに10人既に配置していても配置出来るため、実質11人分の火力を出せるようになる。4回分の攻撃は完全無効化するシールドも付いてるため確実にダメージを出せるのも強いポイント。
・スキル3は確定ダメージで殴れるようになり、安定したダメージを出せるのが魅力。基本はスキル2運用が多いが、敵キャラによってはスキル3も強力になる。
確定ダメージとは敵の防御力や耐性、回避率などを全て無視して攻撃出来る状態の事。このため防御面が優秀な事が多いボスキャラでも安定してダメージを出せる。
またアークナイツには一部攻撃を確率で回避するタイプの敵がおり、回避するタイプの敵を安定して攻撃出来る数少ない手段の1つが確定ダメージとなっている。
ムリナール(星6・前衛)/メインスキル 3
・範囲攻撃アタッカー。スキル発動中は広範囲の攻撃範囲&対空攻撃可能&敵を5体同時で殴れるにも関わらず、単体火力自体も過剰とも言える程高く、物理アタッカーの中ではトップレベルの火力を誇る。
・スキル未発動だと敵をブロック出来ず、攻撃出来ず、と戦場に全く介入しない点は難しいが、ムリナールは敵に狙われやすいという素質があり、敵の遠距離攻撃吸引役として配置しているだけで仕事してくれる利点もある。
アークナイツで敵に攻撃される順番は基本的に「敵の攻撃範囲内で一番最後に配置されたキャラクター」です。そのため相手の遠距離攻撃を引き受けるためにタンク役を最後の方に配置したりという事が基本的には行われます。
そしてムリナールの狙われやすいという特性は、配置の順番による優先順位を全て無視して真っ先に狙われるというものです。これによりムリナールを配置しておけば、その後はどのような順番でキャラクターを配置しようと、ムリナールがやられない限りはムリナールが優先的に狙われます。またムリナールは体力や防御力が高めに設定されており、まさにタンク役として仕事出来るようなステータスになっています。
ただし注意点として【敵の攻撃範囲内】で優先順位が決められる点が挙げられます。ムリナール以外の味方が先に敵の攻撃範囲に入った場合、当然その味方の方が先に攻撃されるので注意しましょう。
更に敵のスキルの場合、敵によっては条件付きで優先順位が変わる場合があります(例:最大HPが一番高いキャラクターを狙うなど)。この場合は優先順位を無視する事は出来ません。
スルト(星6・前衛)/メインスキル 3
・前衛キャラクターでありながら、ゲーム内でトップレベルの術火力を誇るボスキラー。敵の術耐性を一部無視する素質を持つため、術耐性が高くても最低限の火力は保証されている。
・素質により致命的なダメージを受けてもすぐには退場せず、8秒間はその場に留まり攻撃し続けてくれる。この関係で高火力ダメージで殴ってくる事の多いボスキャラとの殴り合いに非常に強い。
※即死級【ダメージ】なら防いでくれるが、文字通り即死させたり強制退場させる攻撃は防いでくれない点には注意
・殲滅力や火力の関係でスキル3一択だが、スキル3発動時には体力減少効果が付与され、いつかは必ず退場する仕様になっている。そのためボスや強敵一点狙いで投入する形で使われる。
デーゲンブレヒャー(星6・前衛)/メインスキル 3
・スキル回転率と範囲攻撃火力に優れた範囲攻撃アタッカー。瞬間火力が非常に高いため、敵のラッシュを定期的に掃除する役として特に活躍する。
・素質は敵に確率で戦慄というデバフを付与しつつ火力を上昇させるというもの。戦慄状態の敵は近接攻撃が出来ない状態になるが、この効果自体は保険に過ぎないオマケ程度の効果であり、あくまで火力を上げるのがメイン効果の素質となっている。
・とにかくスキル3の瞬間火力の高さがデーゲンの武器。攻撃範囲が広く、一部防御無視のおかげで数値以上にダメージが出る上に、対空も完備と穴がない。これを30秒に1回は撃てるのがデーゲン最大の強みであり、特に大型ボスキャラというよりも、複数体でやってくる中ボス型の敵の殲滅に向いている。
・一方で耐久自体はかなり控えめという弱点も持っている。素質のおかげで近接系の敵をある程度抱えられるとはいえ、流石に不安定なため、味方の後ろに置くか、デーゲン自身は敵をブロックせずに攻撃出来るような位置に配置したい。
遊龍チェン(星6・狙撃)/メインスキル 3
限定キャラ
・超火力範囲攻撃狙撃キャラ。狙撃キャラとしては射程が少し短いが、その欠点を補って余りある火力を誇る。
・スキルの形式が弾薬消費型。弾薬消費型には効果時間が存在せず、攻撃時に弾薬を消費する代わりに、弾薬を全て消費するまでスキルが持続する形になっている。そのため敵が散発的にやってきてスキルが無駄になるといった事態を避けられ、スキル効率に優れる。
・またスキル攻撃には地味ながらデバフ効果も付いており、本人の火力補助しつつ、味方の火力も間接的に伸ばしてくれる。
・なおスキルは効果途中で任意解除も可能。将来的な強敵にフルパワーで戦えるように途中で止めるといった使い方も出来る。
レイ(星6・狙撃)/メインスキル 3
・対単体向き高火力狙撃キャラ。頭2つ抜けた攻撃力の高さが魅力的。単体で攻撃力5000を超えられ、アークナイツでは現状敵の防御力は最高でも5000なので、実質的にレイの攻撃を最低保証で抑えられるような敵キャラは殆ど存在しないと言えるようなレベルの攻撃力となっている。結果的に攻撃性能だけでいえば、確定ダメージ持ちよりもダメージを出せる状況が多く、硬いボスキャラを削りたい場合に大活躍するキャラとなっている。
・攻撃力が高すぎる結果、攻撃力バフの効率が非常に高い。1万越えも容易に狙えるレベルであり、レイにバフを集中させて攻撃させる戦略も実用的である。
・素質でサンドビーストを配置でき、サンドビーストの周囲9マスがレイの攻撃範囲となる。このためサンドビーストがいれば最大5マス先まで攻撃出来るため、敵の攻撃が届く前に削り切るといった使い方も出来る。
・一方で、素質で定期的に配置できるサンドビーストがいないと攻撃範囲が狭かったり、あくまで単体特化な上に通常時の火力は職業の性質上低めという弱点もある。幸いスキル3の回転率は良好なため、雑魚は味方に任せつつ大物一転狙いで戦えるよう環境を整えてあげたい。
パゼオンカ(星6・狙撃)/メインスキル 3
・対単体向き高火力狙撃キャラ。タイプライター(配置数0・前方3マスのみを狙撃攻撃する・25秒で退場)を追加で配置出来る。タイプライターはパゼオンカのスキル効果が反映され実質的に1人で2人分の仕事が出来る。
・タイプライターと別々の敵を狙っても良いが、セット運用も可能であり、この場合は単体火力で見れば上記の遊龍チェンさえも上回る火力を叩き出す。
・重要な点としてタイプライターは体力の概念がない完全無敵。味方のバフを受けられない代わりに、敵に攻撃されないどころか敵のデバフ効果さえ受けない。そのため非常に厄介なデバフ攻撃や、即死級の攻撃をしてくる敵相手でもタイプライターは安定して攻撃してくれる。
※あくまで完全無敵なのはタイプライターであって、パゼオンカ本人ではない点には注意
エイヤフィトラ(星6・術師)/メインスキル 2と3
・対集団向き術アタッカー。初期キャラであるにも関わらずいまだに術師の中で最高レベルの火力が出る。
・素の状態では単体術アタッカーであるにも関わらず、高回転率を誇るスキル2のおかげでほぼほぼ集団術火力アタッカーとして使用できる。対雑魚敵向けに置きっぱなしにしたい場合にはこちら。
・スキル3では自身の周囲に最大6体まで非常に強力な術攻撃を行う。アークナイツで難しい場面の1つが強敵ラッシュ+ボスの同時進行のパターンであり、こういったパターンを力業で解決出来る。また攻撃範囲が【自身の周囲】というのが重要で、複数の進行ルートを同時に抑える事が出来る。
・素質で術師限定の攻撃力バフ付き。このおかげで術師同時編成をやりやすい。
ケルシー(星6・医療)/メインスキル 3
・変則型医療キャラその1。Mon3tr(配置数1・ブロック3のタンク・ケルシー以外の回復を受け付けない)を追加で配置でき、このMon3trをスキルで強化して戦うのがメインの召喚型医療。
・スキル3使用時はMon3trのステータス大幅強化&確定ダメージ付与。特に確定ダメージ(詳しくは耀騎士ニアール下の補足参照)付与が強力で、これで安定した高火力ダメージを与えるのがメインとなる。さらにスキル3は高回転率&Mon3trの再配置時間は25秒と短い(普通のキャラは60秒)で安定した立ち回りを約束してくれる。
・ケルシーはMon3trを最優先で回復する。そのためMon3trがいる限りはケルシーはまともな医療キャラとしてはほぼ機能しない。ケルシーの医療能力を活用する場合にはMon3trの配置をしっかり管理しよう。
焔影リード(星6・医療)/メインスキル 2 (状況により3)
・変則型医療キャラその2。敵を攻撃している時しか回復してくれないが、その代わりにスキルで強力なダメージ&回復を提供してくれる。
・スキル2使用時には、回復範囲内の味方のうち、味方2人(地面マスの味方優先)に敵を攻撃しつつ回復するバフを付与する。このバフが非常に強力で対空不可&単体攻撃である代わりに高DPSを誇る。このバフによる攻撃は同一の敵に対して重複可能。そのため耀騎士ニアールやスルト、他には特殊キャラのように、再配置を前提とした短時間だけ配置するタイプの味方との相性が良く、敵をブロックしている味方と敵を挟むようにこれらの味方をリードの回復範囲内に配置した上でスキル2を発動するととんでもない高DPS攻撃で敵を溶かす。
・スキル3は対雑魚・対空特化。スキル3で攻撃した敵が倒されると破裂してダメージをばら撒くという仕様上、ボスが継続的に雑魚キャラを大量に展開する場合などではこちらの方が活きる。
脳筋編成 居座り編
サリア(星6・重装)/メインスキル 3(状況により1と2)
・回復型タンクの完成系。タンクとしての能力が高いにも関わらず、味方や自身の回復能力も高い医療いらずのキャラとなっており、自己完結力もサポート力もどちらも優秀なタンクとなっている。
・スキル1は高回転率で自身や周囲の味方1人を回復する単体回復特化。単体回復性能はスキル1が一番高く、医療抜きで戦える場所を作りたい時や、ボスを抱える能力はスキル1が一番高い。
・スキル2は高回転率で周囲の味方全員を回復する集団回復特化。スキル1より広範囲の味方を回復出来るにも関わらず、回復の対象となる味方の数に制限がないため、敵が範囲攻撃で荒らしてくる場合にはこちらの方が向いている。
・スキル3は非常に回転率が悪い代わりに最大30秒間周囲の味方の持続回復と敵へのデバフ付与を行う。このスキルのメインは敵へのデバフ能力であり、味方から受ける術ダメージを上げつつ移動速度を下げるデバフとなっている。術ダメージを強化するデバフはアークナイツでは乏しく、強化率も非常に大きいため、対ボス術攻撃一点狙いをする際はスキル3での起用が行われる。
・素質で回復した味方のSPを1回復する。これが地味に強力で味方のスキル回転率を上げるため、スキル回転率補助目的でスキル2を採用する場合もある。
・シュウの登場により、回復盾としての使い易さはあちらに軍配が上がるようになった。シュウとの2枚採用なども考えられるが、差別化したいならスキル3による術バフを活かしていきたい。
マドロック(星6・重装)/メインスキル 2 (状況によって3)
・自己完結型タンク。味方からの回復行為を殆ど受けられない代わりに防御性能が非常に高く、火力も中ボス級の強敵を単体で処理出来る程度には高い。そのため場合によっては1か所はマドロック1人に任せて他に集中するという使い方も出来るのがマドロックの魅力となっている。
・素質は9秒毎にシールドを自身に付与し、シールドが割れたら最大HPの20%を回復するというもの。マドロックの硬さの根源であり、シールドは攻撃1回分を完全無効化するバフなため、攻撃間隔が短い&火力が高い敵でないと基本的にマドロックには殴り勝てないレベルとなっている。
・スキル2は攻撃されないと貯まらない代わりに、高回転率で通常攻撃を大幅強化するというもの。このスキルは火力面が非常に優秀であるが、それだけに留まらず相手にスタン付与+自身の最大HPの5%を回復というものであり、マドロックの耐久性能をより強化してくれ、スキル2マドロックを置いておくだけで大活躍してくれる場面は非常に多い。
・スキル3は攻撃しない代わりに10秒間完全無敵となり、その後20秒間自身を大幅強化して攻撃するというもの。無敵時間中は減速デバフをばら撒くものの敵によっては素通りさせてしまうため少々癖がある。普段使いはスキル2で間に合う事が多いため、無敵時間を活かしてスキル2運用ではマドロックが耐えられない場合などに使用する事が多い。
ホシグマ(星6・重装)/メインスキル 2
・敵の攻撃を安定して受ける事に特化したThe タンク。防御力の高さで言ったらニェンなど他にも候補がいるが、ホシグマの売りはなんといっても常時安定した防御性能を提供する所である。
・素質は重装を強化しつつ敵の攻撃を25%の確率で無効化するというもの。地味ながらも確実に耐久面をサポートしてくれる。
・スキル2はパッシブ(常時発動)スキルで防御力強化+攻撃された時に反撃。この常時発動のおかげで敵をブロック時に常に安定して1400以上の防御力(モジュール込み)を誇る。またこの反撃攻撃は遠距離攻撃でも反応するため、一部長射程遠距離攻撃持ちの敵に効果的に機能する。
シュウ(星6・重装)/メインスキル 1と3
限定
・新世代型回復盾。素質のおかげで単体治療も範囲回復のように扱え、強力なバフも味方に付与するため前線の安定感が大幅に上昇する。
・素質1は、シュウが回復したキャラクターを中心に緑色の苗をばら撒くというもの。苗の上にいるキャラクターは、ダメージ軽減と常時回復のバフを受けられ(※このバフは回復スキルの対象外になるようなキャラクターも回復してくれる)、実質的に素質だけで範囲回復が可能になっている。更に回復盾は基本体力50%以下のキャラしか回復出来ない仕様上、単体だと一撃が重いボスキャラが苦手という弱点があるが、この素質による回復は特に体力制限もないため、安定して受けられるものとなっている。
・素質2は歳所属キャラが4人いると味方全体に無条件でバフを配るというもの。シュウ自身も歳所属なため、実質歳所属キャラを3人追加すれば発動する。とにかくバフの条件の緩さが魅力的だが、歳キャラは周年キャラという性質上、全キャラ限定なうえに、尖った性能をしたキャラが多いという特徴もある。
・スキル1は回復盾の標準的な単体回復スキル。一見地味だが、安定して発動できる上に、素質のおかげで範囲回復もこなせるので、かなり使い易いスキルとなっている。
・スキル3はかなりの変則スキル。広範囲のキャラに回復とバフをばら撒くのが第一の効果であり、第二の効果として、素質1でばら撒いた苗の上を敵が通過すると、効果時間中敵を苗の元に戻し続ける拘束系のスキルとなっている。敵をほぼ同じ位置に拘束する事が可能なため、キルゾーン作りに役立てる事も可能だが、基本はあくまで広範囲回復&バフ目的で使用するスキルとなっている。
百錬ガヴィル(星6・前衛)/メインスキル 2
限定
・攻防のバランスに優れた高水準な前衛。過不足なく仕事をこなせる為、とりあえずで前線を任せるキャラとしてはこれ以上のキャラはいないレベル。
・素質は自身のステータス強化と自身に対する回復効果を強化するというもの。この素質のおかげで前衛でありながら重装並みに粘り強く前線に居座れるキャラクターとなっている。
・スキル2は回転率に優れ、その上で効果持続時間が長いため、敵集団処理能力が安定して高いのが特徴。また攻撃範囲の増加&引き寄せ能力のおかげで自身だけでなくその上下レーンの敵までカバー出来るようになっている。
・なお互いのスキル未発動時間を丁度カバーしやすい事からよくムリナールとのセット運用がされる。
ブレイズ(星6・前衛)/メインスキル 2
・安定した火力に食いしばり効果で最低限の耐久性を持つ前衛。
・スキル2は発動までに多少時間がかかる代わりに退場するまで永続自己強化。スキルを発動してしまえば安定した火力で殴り続けてくれる。
・HPが25%以下になった際に1度だけ自己回復する効果はもつものの耐久性自体はそこそこ。幸いスキル2を発動すれば攻撃範囲が拡大するため、味方重装の後ろなどに火力補助役として配置するのが安定する。
ソーンズ(星6・前衛)/メインスキル 3
・前衛としては広い攻撃範囲をもち、対空性能まで持ちつつ安定した攻撃性能を持つ前衛。
・スキル3を2回発動すると永続自己強化が入り、火力面で大幅強化。ここまで持っていければアークナイツ内でも無類の火力を安定的に提供してくれる。
・一方でスキル3は敵を攻撃した時しか貯まらず、2回発動が必須である事から、どんなに速くても本領発揮に1分以上かかる&再配置前提の戦略には向かないという弱点を抱えている。スキルを貯めにくい環境下では色々使い方に工夫が必要。
マウンテン(星6・前衛)/メインスキル 2
・脅威の11コスト(無凸時)という低コストでありながら最終盤まで使える性能を誇る前衛キャラ。
・とにかく火力に振ったようなキャラであり、攻撃速度の速さも相まって雑魚狩りにおいて右に出る物はいない。
・スキル2はモードチェンジをするタイプだが、わざわざ初期状態に戻す必要がない関係で、実質的に配置後すぐに発動できる永続自己強化。スキルを発動すると火力面強化&体力自動回復(秒間最大HPの7%回復)が付与され、敵を処理しながら回復するため見た目以上に硬く、場合によってはマウンテン単独で1か所守らせるといった使い方も出来る。
・注意点としてあくまで体力自動回復のおかげで硬く見えるだけで本人の防御力自体は低めなため、一撃が重いタイプの敵の攻撃は耐えられない。状況に合わせて配置を考えよう。
ゴールデングロー(星6・術師)/メインスキル 2か3
・癖なく使い易い高火力術師。曲者が多い術師の中では安定した範囲術火力を提供する。
・スキル2は発動すると自身を永続自己強化。攻撃範囲も拡大するため、広範囲を安定した術攻撃で殴ってくれる。
・スキル3は実質的に攻撃範囲無限の術攻撃。攻撃優先順位自体は決められているものの、狙った敵を安定して殴らせるにはかなり工夫が必要。どちらかと言うと戦場全体に術ダメージをばら撒くのがメイン運用となる。
・スキルによる攻撃は正確には浮遊ユニットによる攻撃となっているが、浮遊ユニットの特性で敵が攻撃範囲外に出ても暫くは攻撃し続けるようになっている。そのため取りこぼしが少ない。
脳筋編成 サポート・補助 編
イネス(星6・先鋒)/メインスキル 2
・対ステルス戦闘キャラその1
・素質で攻撃範囲内の敵のステルスを常時無効化。
・撤退時に攻撃しない代わりに完全無敵で自身の分身となる影哨を残し、こちらの分身の攻撃範囲内の敵もステルスが無効化される。影哨はイネス再配置後も残り続けるため、実質的に2箇所までステルス無効化が可能。
・対ステルスと言いつつ火力面や足止め力に優れるため、序盤から先鋒に火力が求められる場合にはステルスの有無関係なしにイネスの起用も視野に入る。
シルバーアッシュ(星6・前衛)/メインスキル 3
・対ステルス戦闘キャラその2。
・素質で攻撃範囲内のステルス常時無効化を持つ。
・こちらはスキル3による攻撃範囲拡大&高火力ダメージがメイン。拡大した攻撃範囲でもステルス無効化能力は反映されるため、ステルス状態の敵を含めて広範囲の敵を殲滅してくれる。
・対空攻撃なども出来る事から、かつては脳筋火力キャラであったが、スキル発動時の攻撃範囲が全く同じで火力馬鹿なムリナールが来た事で若干肩身が狭くなった。スキル自体は今でも優秀なため、ステルス敵が関わらなくとも、ムリナールとの同時運用などで火力役として用いられる事はある。
ラップランド(星5・前衛)/メインスキル 2
・敵の特殊能力を安定して無効化出来るほぼ唯一のキャラ。
・ラップランド以外の敵の特殊能力無効化持ちはスキルの効果で無効化するのに対して、ラップランドは素質(=常時発動)によって殴った敵の特殊能力を無効化する。そしてラップランドの通常攻撃の間隔が1.3秒なのに対して、特殊能力無効化時間が5秒なため、単独で殴り合う分には特殊能力無効化が絶対に途切れない状態となっている。
・遠距離攻撃出来る前衛のため、対空性能も完備と隙がない。スキル2発動時には2体まで同時に殴れるようになるため、特殊能力無効化付与が漏れにくくなっている。
・最大の問題点は具体的に無効化出来る能力が非常にわかりにくい所。無効化出来る能力については基本的に敵説明欄にて、特殊能力の説明前に✕印が付いているが、たまに記載漏れなどもあり結局Wikiなどで確認する事が多い。
スズラン(星6・補助)/メインスキル 3(状況によっては2)
・足止め(移動速度80%減少)のプロフェッショナル。敵の進行を大幅に遅らせる事が可能であり、対ボス戦や強敵が集団で襲って来る時に特に有効。
・素質は補助キャラのSP加速と足止め付与時に脆弱というデバフを付与するもの。前者は他の補助キャラと組みやすくなり、後者は味方の火力をバフするサポート役的な立ち回りが可能となる。
・スキル2は永続自己強化であり、攻撃力を上げつつ最大3体まで同時攻撃を可能とするもの。あくまで殴れる対象を増やすだけなので、足止め性能としてはスキル3に比べて大幅に劣るが、常に足止めをばら撒き続ける点と放置性能の高さではこちらが勝る。また一部特定コンテンツでスズランの攻撃速度を大幅に強化出来る場合にはスキル2の方が優秀である。
・スキル3は広範囲の敵全員に足止め付与&強化された脆弱付与&範囲内の味方のHP回復を行うエリアを展開する。エリア内にいる敵は全員足止めが付与され続けるため、スキル時間中は常に移動速度80%減少した状態で侵攻してくる事になる。そのため時間稼ぎ目的以外にも味方の攻撃を当て続けるために使ったりなども出来る。またスキル3によるHP回復効果は、普段回復効果の対象外となる者も回復可能。そのため味方のサポートという観点でも非常に強力なスキルとなっている。
アークナイツでは医療ユニットによる回復効果の対象外になる者が一部存在します。
・武者(へラグ)や破壊者(マドロック)など職業特性で回復を受け付けないキャラ
・召喚物全般(ナイチンゲールの鳥籠やリィンの龍など)
※ケルシーのMon3trはケルシーの回復効果を受けるものの、あくまでケルシーだけ回復出来て他の医療キャラでは回復出来ないため扱いとしては同じ
・特定マップ限定で湧く味方ユニット(盾兵など)
これらのキャラクターは基本的には回復する事は出来ないのですが、一部リジェネ効果(毎秒○○回復する効果を付与など)限定で体力を回復出来る場合があります。
濁心スカジ(星6・補助)/メインスキル 2(状況により3)
限定
・バッファーのスペシャリスト。味方をバフするキャラはアークナイツ内には沢山いるが、癖なく使い易いのが濁心スカジの最大の特徴。
・吟遊者という職業の特性で、一切攻撃しない代わりに自身の攻撃範囲内の味方に回復効果(毎秒自身の攻撃力の10%回復/目安としては30~40)を付与する。回復効果自体は医療キャラに比べれば微々たるものであるが、普段回復効果の対象外になる者も回復可能であり、防御力が高い味方の場合は、後述するスキル2のバフもあり濁心スカジの回復だけで間に合う場合も多い。
・素質はシーボーンという完全無敵で濁心スカジと同じ効果を持った召喚物を25秒間配置出来るというもの(なお配置数は0)。濁心スカジの攻撃範囲外の味方に関してもこのシーボーンを使えば上記の回復効果やスキルによるバフ効果を25秒間だけ付与する事が可能となっている。(シーボーンは撤退後30秒後に再配置可能)
・スキル2は永続強化スキルで、回復効果の強化&攻撃範囲内の味方全員の攻撃力と防御力を強化というもの。一度発動してしまえばバフし続けるため、単純にスキルとして使い易く、火力面も耐久面もかなりゴリっと強化されるため、非常に心強いバフスキルとなっている。
・スキル3は、回復効果が消えて自傷ダメージ(毎秒HPの5%減少)が入るようにに変化する代わりに、攻撃範囲内の敵への確定ダメージと味方へ強力な攻撃力バフ(スキル2の約2倍)を20秒間付与するというもの。火力バフとしてはかなり破格の性能であるが、自傷ダメージが曲者で他に回復キャラがいなければ効果終了時に必ず撤退してしまう程度には体力が減少する。癖なく使えるバッファーが癖強キャラになってしまうため、どうしても火力が足りない時などにスキル3は使用する事が多い。
シャマレ(星5・補助)/メインスキル 2
・アークナイツ内でもぶっ飛んだレベルのデバフ効果を持つデバッファー。性能だけで言ってしまえば星6どころか星7とまで言えるレベルの性能を誇る。
・スキル2は完全無敵の呪い人形モルテを15秒間配置する(配置数0)というものであり、モルテの周囲1マスの敵の攻撃力と防御力を50%減少させる。この50%という数値が破格であり、文字通り半減させる。更にこのステータス関係のデバフは基本的に一切無効化されない類のデバフなため、ボスだろうとなんだろうと問答無用で半減させる。そのためステージギミックで攻撃してこない限りは大体のボスの攻撃を受けられるレベルとなっている。
・更にこのスキル2はモルテ人形設置後に貯まり始めるようになっている。そのためスキル2の必要SPは30(30秒で貯まる)となっているが、モルテ人形の効果時間を考慮するとスキルのない空白時間は15秒しか存在しない。ここにフィリオプシスを合わせると更に加速して7秒程しか空き時間が存在せず、実質的にモルテ人形を設置し続ける事が可能となっている。そのためモルテ人形を前提としたボス受けの戦略を取る事も可能である。
・なお防御力半減は術攻撃の術耐性と区別されるため、物理攻撃をする味方しか恩恵を受けられないが、攻撃力には物理攻撃と術攻撃の区別は存在しないため、敵が物理攻撃をしようと術攻撃をしようと半減してくれる。
・例えば普段術攻撃を行うスルトの場合、モルテによる敵の防御力半減の恩恵は受けれないが、敵の攻撃力半減によりスルトの受けるダメージが減り、体力減少が抑えられるためスルトが敵を殴れる時間を延ばすなど、火力に直接的な恩恵がなくとも、間接的に味方をサポートする事が可能となっている。
アスカロン(星6・特殊)/メインスキル 2(状況により1)
・減速に特化した潜伏者。潜伏者は、ブロック数0で地上マスに配置出来るキャラクターになっており、遠距離攻撃にも一定の耐性があるため、敵を抱えられない代わりに場持ちの良い職分となっている。
・モジュール前提になるが、素質で攻撃範囲内の敵の移動速度を常に減少させるため、非常に足止め能力が高い。アスカロンが攻撃したキャラは更に減速させる事ができ、スキルを発動させずとも、最大で約50%ほど減速させられる事を考えるとかなり破格である。そのため厄介な敵の足止めは勿論、高火力アタッカーと組み合わせたキルゾーン作りなどで活躍する。
・また素質はdotダメージも付与するようになっており、これが地味ながら強力になっている。単純に潜伏者の中では、平均DPSが頭一つ抜けて高いため、サブアタッカー的な火力補助要因としても起用出来る。
・スキル1は通常攻撃を強化するというもの。放置性能が高く、平均火力を上げてくれるが、スキル2の回転率が優秀なため、あまり積極的に使われる事は少ない。
・スキル2は減速効果とダメージ能力を更に強化するというもの。最大で85%減速と、かなり破格の減速能力になっている上に、必要SPも20と非常に軽く回転率にも優れる。更にオマケ寄りではあるが、スキル2中にアスカロンで敵を倒すと、アスカロンの攻撃範囲外の敵にも素質の効果を付与してくれるため、移動速度減少効果を広範囲にばら撒いてくれるスキルとなっている。
・なお不具合かどうか不明だが、スキル2の減速効果は空中の敵にも機能する。半年先を行く本国版でも現状修正されていないため、修正されない限りは相手を選ばずに減速キャラとして活躍させる事が出来る。
脳筋編成 技巧派掠め手(元素損傷ダメージ)編
元素損傷とは、防御力や術耐性の影響を受けず、敵の元素耐性でのみ効果量が変化する攻撃となっており、元素損傷の攻撃そのものではダメージを与えられない代わりに、元素損傷で元素ダメージを一定量蓄積させると、始めてダメージを与えられるギミック系の攻撃となっている。
元素ダメージは敵の元素耐性や、種類で効果量が変化するようになっており、ボス・エリート枠の敵は雑魚キャラに比べ、二倍の元素ダメージを要求される(雑魚は1000、ボス・エリートは2000)事から、ボスキャラを元素損傷させようとすると時間がかかり、更に元素損傷によるダメージは固定ダメージで伸ばしようがないため、ボス相手だと基本的にはダメージ効率が悪く、雑魚orエリート狩りで使用される事が多い。
また元素損傷には、壊死損傷と灼熱損傷の二つが存在し、壊死損傷がdotダメージ(800ダメージ×15秒)+敵の攻撃力ダウン、灼熱損傷は1発強力なダメージを与える(7000ダメージ)+敵の術耐性ダウンとなっている。元素損傷キャラの起用理由を考えると、基本的には追加効果はオマケ程度のものであり、総ダメージ量が高い分、壊死損傷キャラが起用される事が多い。
ロゴス(星6・術師)/メインスキル 1か2か3(常用するなら1がオススメ)
・即死効果持ちのスキルや術師を強化するデバフ効果など、かなり変則的な使い方が出来る術師アタッカー。
・モジュール装備時限定だが、術攻撃時に追加で元素損傷(壊死損傷)ダメージを付与してくれる。元素損傷による蓄積量は、与ダメージ依存な関係上、術耐性が高い相手には蓄積量が大幅に減少してしまうため、基本的には術耐性いの低い高防御力敵キャラ用と、術師のもつ本来の役割を更に強化したようなキャラクターになっている。
・また素質により、ロゴスが攻撃した敵には、5秒間だけ、術耐性減少+術攻撃命中時に150の追加ダメージのデバフが付与されるようになる。この150ダメージは固定ダメージであり、敵の術耐性に左右されないため、実質術版の確定ダメージのように扱える。更にこのデバフは、ロゴス以外の術攻撃でも反応するため、攻撃速度の高い術攻撃キャラ(例:チューハイ)や、手軽に術ダメージをばら撒くキャラ(例:血掟テキサス)と非常に相性が良い。
・スキル1は永続スキルで、攻撃範囲を拡大させた上で、攻撃範囲内の一定のHP以下(約2000前後)の敵を即死させるというもの。条件を満たしていれば、敵が攻撃範囲内に入った瞬間即死させる(極一部例外あり)ため、雑魚処理能力が非常に高い。また、スキル1展開後も攻撃そのものはしてくれるため、平均DPSを上げる目的でも起用出来る。
・スキル2は単体特化。対ボス系に向いており、オマケで移動速度減少効果まで付与してくれる。元素損傷は基本的に雑魚向けのギミックであるが、スキル2に限定すれば、ボスに対しても非常に使い易い。
・スキル3は攻撃範囲を拡大させ、攻撃力を大幅強化したうえで、同時に4体までの敵を攻撃するというもの。素質による元素損傷やデバフをばら撒く用途で使い易いスキルとなっており、30秒持続する割に必要SPが45と軽めなのが特徴である。そのため対集団用途で使える他、術ダメージの味方と併用する場合にも使い易い。
ヴィルトゥオーサ(星6・補助)/メインスキル 1(状況により3)
限定
・元素損傷(壊死損傷)特化のキャラクター。基本的に元素損傷目的でキャラクターを採用する場合、ヴィルトゥオーサを差し置いて採用する事はまずないレベルで元素損傷に特化している。
・後述するスキルにより、雑魚相手なら確定1発で壊死損傷(15秒かけて最大1万2000の固定ダメージを与える)を付与出来るため、体力1万2000以下の高耐久の敵相手に大活躍するキャラクターとなっている。
・素質により、攻撃範囲内のキャラに1秒毎に元素ダメージと0.2秒の足止め効果を付与する。毎秒50~60の元素ダメージを付与し、元素損傷の効果を発揮するには雑魚相手でも1000の蓄積が必要な事を考えると、敵を15秒~20秒程度抱える必要があるため、足止め効果以外はほぼオマケ寄りの素質となっている。
・スキル1は通常攻撃し無くなる代わりに、スキルが貯まり次第、元素ダメージ付きの術ダメージ攻撃を行ってくれる。6SPで発動出来る上に、3回分ストック可能と非常に回転率に優れる。また特化3がほぼ必須であるが、仮にヴィルトゥオーサの攻撃力を455(昇進2のレベル10)とした場合、元素ダメージは約1500に到達するため、雑魚は1発で元素損傷状態に出来、安定して雑魚を元素損傷状態に出来るスキルとなっている。
・スキル3は攻撃し無くなる代わりに、攻撃力と攻撃範囲を拡大させ、素質による元素ダメージを強化しつつ味方をバフするというもの。バフ効果自体はオマケで、基本は広範囲への元素損傷付与が目的のスキルとなる。特化3で毎秒約380~400前後の元素ダメージを付与してくれる。必要SPが60とそこそこ重いが、40秒持続するため、敵が攻撃範囲内に留まり続けるならば、壊死損傷による15秒のdotダメージ込みで、ボス(元素ダメージが2000必要)相手でも2回元素損傷を付与する(1万2000×2の2万4000の固定ダメージを与える)スキルになっている。
吹き飛ばしキャラ編
ショウ(星4・特殊)&エフイーター(星5・特殊)
メインスキル どちらも1
エフイーターのみ敵が重い場合はスキル2
・傾向性が似ているキャラクターなため、纏めて紹介。
・どちらも高回転率のスキル1で中規模の敵を次々に吹き飛ばすのがメイン。吹き飛ばされた敵は、穴があればそのまま即死し、侵攻ルートから外れた場合は侵攻ルートに戻ろうと移動する。
・基本的に吹き飛ばす側が先に攻撃する関係上、敵の重量や移動速度によっては一切ショウやエフイーターを殴れないハメ状況を作る事が出来る。
・吹き飛ばしたキャラを更に別のキャラで吹き飛ばすといった運用も可能。そのため余裕があるなら吹き飛ばしキャラは複数育成しておきたい。
・なお特化3で吹き飛ばせる対象が一段階上昇する関係上、スキル特化3までの育成が必須。
ウィーディ(星6・特殊)/メインスキル 全て使う
一番使われやすいのは一応3?
・吹き飛ばしのプロ。ハメ性能や吹き飛ばせるキャラの範囲が広く、高難易度コンテンツで多用される。
・素質で完全無敵の蓄水砲を配置可能。蓄水砲は定期的に通常攻撃で敵を吹き飛ばすため、実質的に吹き飛ばしキャラ2キャラ分として運用する事も可能である。
・スキル1は高回転率のスキルで敵を吹き飛ばす運用法。上記のショウやエフイータとほぼ同様の使用感となっている。
・スキル2は永続自己強化スキル。発動までに時間がかかる代わりに発動すれば通常攻撃する度に小型の敵を吹き飛ばせるようになる。約4秒に1回必ず敵を吹き飛ばせる状態になるため非常にハメ性能が高い。そのためこのスキルで敵をハメ続け、味方の再配置時間やスキル貯めなどの時間稼ぎで利用される場面がよく見られる。
・スキル3は自身と蓄水砲から吹き飛ばし攻撃を行い、吹き飛ばした敵に確定ダメージを与えるデバフを付与する。このスキルのメイン効果はまさにその吹き飛ばし能力。吹き飛ばし力は加算されるという仕様上、蓄水砲とウィーディの攻撃が同時に当たるようにすれば重量級の敵さえも吹き飛ばしてしまう。最大で重量7の敵(大抵の重量級の敵が4。重量5以上はボス級の場合が多い。)まで動かす事ができ、過去には強制移動無効が付いていなかったボスを即死させた実績を持っている。単純に吹き飛ばしによる時間稼ぎ能力にも優れているため、難所にウィーディを構えておくだけでも仕事してくれる場合がある。
アンジェリーナ(星6・補助)/メインスキル 3(状況により2)
・そつなくなんでもこなす補助らしい補助。効果量は1つ1つは小さいものの、常になにからしらのバフを配る。
・スキル2・3を選択中はスキル未発動時に通常攻撃をしないというデメリットを持つが、その分スキルの効果は強力なものとなっている。
・素質は味方の攻撃速度上昇とスキル未使用時に体力回復効果(秒間20回復)付与。どちらも微々たるものではあるが、体力回復は例によって普段回復効果の対象外になるキャラクターも回復してくれる。なお攻撃速度上昇はモジュールでも強化可能であり、モジュール込みだと攻撃速度上昇バフとしてはかなり破格の性能になる。
・スキル2は単体攻撃スキル。通常攻撃の頻度が非常に速くなり、アンジェリーナの通常攻撃は足止め効果(移動速度80%減)を付与するため実質的な足止め効果長時間付与スキルとして活躍する。またスキル回転率に優れるため単純に使い易い。
・スキル3は敵5体を同時攻撃する集団攻撃スキル。このスキルの真価は攻撃範囲関係なしに敵全員に反重力(重量レベル1ダウン)を付与するというもの。これは重量級の敵が中量級に落ちるレベルであり、上記の吹き飛ばしキャラで吹き飛ばせる範囲や吹き飛ばす距離を大きく改善してくれる。効果時間や回転率の関係で、このスキルを前提としたハメ構築は出来ないものの、普段は穴に落とせない敵を落としたりといった芸当が出来るため、吹き飛ばしキャラを活用したい場合に育てておきたいキャラとなっている。
・またスキル3は単純にDPSが優秀な上に、同時攻撃でも足止め効果は付与される。そのためエイヤフィトラなどの術師のサブ火力として採用したり、スズランと同時起用してスズランのスキル未発動時間を補ったりなど、幅広い運用が可能となっている。
スキル貯め加速編
バクパイプ(星6・先鋒)/メインスキル 2か3
・先鋒スキル加速要因として活躍する火力型先鋒。
・先鋒キャラクターのスキルは自動回復が基本であり、フィリオプシスの素質の恩恵を受けられるが、フィリオプシスの素質ではカバー出来ない初動のコスト回収能力を大幅に改善にするのが特徴。
・具体的にはバクパイプの素質の1つである『編成中、味方【先鋒】のストックSP+6(凸で8)』というもの。文面上ではわかりにくいため、下記に具体例を示しておくが、このスキルのおかげで先鋒は初回のみスキルをいつもより早くスキルを発動出来るようになっている。数秒早く先鋒のスキルを発動出来るという事は、その後の味方の配置もいつもより数秒早く設置出来るという事であり、特に序盤から敵の処理に追われるタイプのステージでは大活躍する素質となっている。
・先鋒の中ではかなりの高火力キャラなのも特徴。小型の雑魚敵レベルなら自慢の火力で一瞬で葬り去ってしまうため、序盤から敵がラッシュしてくるタイプのステージとは滅法相性が良い。敵が散発的にやってくる場合にはスキル2を、集団で纏まってくる場合にはスキル3の使用をオススメする。
・なおモジュールを装備すると、初回撤退時のみ配置コストを丸々返却してくれるようになる。つまり実質的に初回のみ0コストで運用出来るキャラクターであり、序盤をしのぐ事が仕事となる火力型先鋒の中では非常に気軽に使えるキャラクターとなっている。
ストックSPとは簡単に言えば初期SPの事を指す。
例えばテンニンカのスキル1(特化3)の場合、初期SPが13、スキル発動に必要SPが22となっているが、これは初回のみテンニンカのSPが13貯まった状態で配置され、残り9SP分、つまり配置から9秒後にスキル1が発動出来る事を示している。
バクパイプはこの初期SPに加算するという能力であり、無凸の場合は初期SPに6SP加算する事となる。つまりテンニンカの場合は初期SPが19となり、配置から3秒後にスキルを発動出来るようになる。
なおこれは初期SPの名前が示す通り、初回限定の能力である。バクパイプがいようといまいと、2回目以降は22SP(つまり22秒分)貯まるまで待機しなければならない点には注意が必要である。
チェン(星6・前衛)/メインスキル 2か3
・瞬間火力重視のアタッカー。素質のおかげで攻撃回復系(攻撃するとスキルが貯まるタイプ)、被撃回復系(攻撃されるとスキルが貯まるタイプ)のスキルを自動回復(時間経過で回復する)系スキルのように出来る。
・具体的な数値としては3秒で1SP(モジュール込み)回復するというもの。普通の自動回復SPに比べればその3分の1と効率自体は悪いが、そもそも対象スキルは条件を満たさなければ1SPも貯まらないため、スキルを使いたい相手がやって来た時にスキルが貯まってなかったという事態を避けやすくなっている。
・スキル2は1回だけ高火力ダメージを叩き込む攻撃スキルで、初期SP20必要SP20=配置後すぐにスキルが発動可能となる事から、かつては血掟テキサスのように、厄介な敵を狙い撃ちするためのキャラクターとして運用された。
・ただし素質によるSP加速を活かす場合、チェンを配置し続けなければいけないため、撤退を前提とした敵の狙い撃ち運用とは相性が悪い。そのため居座りを前提とした運用の場合は、総合火力が高いスキル3が使われる事も多い。なおスキル2は物理+術ダメージなのに対して、スキル3は物理ダメージのみなため、相手に合わせて運用を変えよう。
ブレミシャイン(星6・重装)/メインスキル 2か3
・味方回復能力に優れた回復盾。睡眠というかなり独特な状態異常を使え、この睡眠が高難易度向けの解法となる事から、睡眠パと呼ばれるパーティ編成に使用される場合もある。
・素質により被撃回復系(攻撃されるとスキルが貯まるタイプ)スキルの味方に、攻撃回復系(攻撃するとスキルが貯まるタイプ)スキルの特性を付与する。簡単に言えば、殴られてスキルが貯まるタイプの味方限定で、殴っても殴られてもスキルが貯まるように変更してくれる。
・被撃回復系スキル持ちがそもそも少ないが、一番よく使われるのがスキル2マドロックとの組み合わせ。マドロックのスキル2は必要SPが4と非常に少ないため、異様な速度でスタンをばら撒きながらグルグル回るマドロックの姿を見る事が出来る。(なお実用性も高い)
・スキル2は敵を睡眠状態にして攻撃しつつ自分や味方を回復するというもの。睡眠状態の敵は行動不能な代わりに無敵状態となっており、睡眠状態の敵を攻撃できる特性を持ってなけば一切ダメージを与えられないというかなり癖の強い状態異常となっているが、ブレミシャインが唯一自身の任意回復が出来るスキルとなっているため、通常パーティでもブレミシャインの耐久性を上げたい場合には選ばれたりする。
・スキル3は自身のステータスを強化して、通常攻撃時に敵への術ダメージと味方への回復効果が付与されるようになるスキル。かなり火力寄りのスキルとなっているため、サブアタと回復役を兼任出来るスキルとなっているが、自身は回復の対象外になっている点に注意。
超遠距離火力組 編
ホルン(星6・重装)/メインスキル 全て使う
一番使われやすいのはスキル3?
・タンクを務める重装でありながら遠距離攻撃な独自路線キャラ。自身の2マス前が攻撃不可能な代わりに5マス先まで攻撃可能とかなり独特な攻撃範囲を持つ。
・ホルン最大の特徴は地上キャラでありながら長射程である事。地上キャラは一般的には長くても3マス先が限界であり、5マス先というのはホルンを含めて堅城砲手の職に属する3キャラのみ。地上キャラであるため、高台マスの配置が大幅に制限される時や、既に高台が埋まってる状態で更に火力を増やしたい場合に重宝する。
・スキルは3つとも方向性が違うものの全て有用。単独運用やスキル回転率の良さを重視するならスキル1を、接近戦や瞬間火力を重視するならスキル2を、ボス殴りなどで最高火力を求めるならスキル3をそれぞれ使える。
・なおスキル2とスキル3は火力を出そうとすると体力減少のデメリットが付与されるため、回復役は別途用意したい。
・また遠距離攻撃と言いつつ対空は不可。あくまで地上攻撃要因である。
ファートゥース(星6・狙撃)/メインスキル 3
・ゲーム内随一の射程を誇る狙撃キャラ。その射程なんと無限。
・スキル3を発動すると前方1列しか攻撃出来ない代わりに射程が無限になる。この射程の長さがファートゥース最大の武器。アークナイツの強敵は通常のキャラクターでは攻撃が届かない場所を徘徊するパターンが一定数存在し、そんな場合でも攻撃を届かせる事の出来る可能性のある数少ないキャラクターの1人となっている。
・一方でスキル3の場合、ファートゥースの元の攻撃範囲外の敵を殴らなければ火力が上がらない仕様が曲者。ファートゥースは素で4マス先の敵まで攻撃出来るようになっており、つまり5マスより先の敵を狙わなければ火力が落ちてしまうため配置にかなり工夫が必要になってくる。
フィアメッタ(星6・狙撃)/メインスキル 3
・敵の一方的な殲滅に特化した範囲攻撃キャラ。強力なメリットとデメリットを併せ持ちかなりピーキーなキャラクターとなっている。
・素質により常時体力が減少する。更に体力80%以上を維持しなければ攻撃力バフの効果が下がってしまうオマケ付きなため、専属ヒーラーがほぼ必須。
・スキル3を発動すると固定砲台モードに移行。敵がいようといまいと只管4マス先を永続的に攻撃しつづける。この攻撃は範囲攻撃となっており、攻撃地点から半径2マスの範囲に届くため、実質6マス先の敵まで攻撃が届く。この射程の長さと攻撃範囲の広さがフィアメッタ最大の武器。明確なキルゾーンが存在するため、敵の集団が攻撃範囲に収まるように配置出来れば、一方的に雑魚殲滅&強敵の削り役を安定して兼任する事が出来る。
ティフォン(星6・狙撃)/メインスキル 2
・安定して広範囲に高ダメージを供給する事に重点が置かれた遠距離キャラ。
・素質は敵の防御力を一部無視する効果があり、このおかげで敵を選ばずに安定して体力を削る能力を持つ。
・スキル2を発動すると攻撃対象が2体に増え、攻撃力も上昇する他、確率でスタンまで付与する。そして何より発動2回目ではこのバフが永続化するという破格の性能になっており、2回目スキル発動以降は安定して高火力を提供し続けるキャラクターとなっている。2回目発動までにスキル加速なしで120秒必要など立ち上がりが遅いという弱点はあるが、ソーンズなどに比べ自動回復スキルという事もあり、敵に左右されずに安定して発動できるという強みもある。
・職業上攻撃範囲が広く、散発的にやって来ることが多い飛行キャラに対応し易かったり、複数のラインを1人で纏めて見るという使い方も可能になっている。
使える環境特殊組 編
レイズ(星5・術師)&パッセンジャー(星6・術師)
メインスキル 想定コンテンツでは2
ただし普段使いならパッセンジャーは3
・傾向性が似ているキャラクターなため纏めて紹介。
・どちらも連鎖術師という職業に属し、敵に攻撃すると近くの敵へと攻撃が連鎖していく(最大4体まで)のが特徴。1.7マス先の敵まで連鎖していくため、敵が等間隔にいた場合最大6マス先まで届く事になる。また攻撃が命中した敵には足止め効果(移動速度80%減)が付与されるため、減速キャラとしても活躍可能。
・普段使いでも敵集団の削り&遅延役として活躍できるのだが、攻撃速度を大幅に盛れる保全駐在では環境キャラとして特に大活躍。敵集団を大幅遅延させながら凄い勢いで削っていく術アタッカーエースに変貌する。
ノーシス(星6・補助)/メインスキル 3
・敵の足止め能力に特化した補助キャラ。凍結という独特な状態異常を駆使して敵集団を足止めする。
・通常攻撃を行うと寒冷状態(攻撃速度-30)を付与。寒冷状態の敵にもう一度寒冷状態を付与すると凍結状態を付与できるが、普段は通常攻撃だけでは凍結状態に出来ない。
・スキル3を発動すると攻撃速度増加&2体同時攻撃に。凍結状態でない敵を優先的に攻撃し凍結状態をばら撒くようになる。凍結状態とはスタン+術耐性低下状態であり、さらにノーシスの素質で60%の脆弱(ダメージ60%上昇)が付与されるため、実質的に敵を足止めしつつ味方の火力を大幅に上昇させる状態となっており、凍結が有効な相手なら普段使いでも無類の強さを誇る。
・攻撃速度を大幅に上昇させる事が出来る保全駐在では環境キャラの1人。通常攻撃だけで敵を凍結させる事が出来るようになるため使い勝手が非常に良い。
・また所謂ローグライクと呼ばれる統合戦略では、スタン・凍結・バインドの状態異常に関して、効果時間を大幅に増加させたり、当該状態異常中毎秒1000ダメージ与え続ける秘宝が存在し、これらの秘宝を所持している時にはメインアタッカー級のキャラクターとして活躍する。
リィン(星6・補助)/メインスキル 2か3
限定
・龍を複数召喚して戦う召喚師。リィンの召喚する龍はスキルによって性質が大きく変わる他、配置数がカウントされるタイプの召喚物なため、そのままでは龍を配置するよりも普通にキャラクターを配置した方が強かったりなど使い方にかなり工夫が必要なタイプとなっている。
・リィンは龍を最大で3体召喚可能であり、後述するスキルの仕様で龍を合体させた場合には5体まで召喚可能となっている。そのため最大設置した場合には自身を含めて1人で6枠まで配置枠を占有する事となる。
・スキル2は龍を術遠距離アタッカーとして使えるようになるスキル。スキル2では龍は対空攻撃が可能な代わりに高台にしか設置できず、スキルを発動した場合にはリィンと龍が同時に攻撃範囲内の敵へ強力な一撃をお見舞いする。
・スキル3は龍を近接アタッカーとして配置する事ができ、龍の攻撃範囲内に別の龍を配置すると合体させ大型の龍へと進化させる。大型の龍は配置枠を2枠取る代わりに高ステータスの4ブロックキャラとなり、高威力術攻撃の出来る強力な重装キャラへと変貌する。この大型の龍は最大2体まで設置可能。
・リィンの活躍するコンテンツの1つが統合戦略。統合戦略では選出出来るキャラクターのランダム性が高くなっているため、高台アタッカーか地上アタッカーか、編成に足りない方に合わせて臨機応変に対応出来るのが強みとなっている。
・リィンが大きく活躍するもう一つの場は高難易度イベント(過去イベントでいうなら危機契約に該当するイベント)。このイベントは自身に縛りを課す事でポイントを得るコンテンツとなり、編成枠を縛る場合には配置枠を持て余す事となるため、リィンを丁度活かす事が可能となっている。この他にも例えば重装の編成を縛った場合には、リィンのスキル3で補助でありながら重装並みのキャラクターを配置出来たりといった芸当可能なため、編成が縛られる場合に真価を発揮するキャラクターがリィンとなっている。
ドロシー(星6・特殊)/メインスキル 3
・地上に罠を設置して戦う罠師。敵の出現ルートやマップの構造を理解し、計画的に罠を配置する事で真価を発揮する特殊遠距離アタッカー。
・ドロシー最大の特徴がドロシーとは別に罠を追加設置可能(最大8個(凸で10個)まで)な所。罠は敵が通る地上マスにしか配置出来ず、既に味方が配置されている所には配置不可。そしてなにより敵がいるマスにも配置が不可能なため、敵が通るルート上に事前に設置しておく必要がある。
・罠を設置出来るキャラクターは何人か存在するが、ドロシーが一番火力が高い。
・スキル3の罠は、敵が踏んだ際に十字方向へ2マスずつ爆発を引き起こすというもの。そしてこの罠の重要な点は、罠の爆発に他の罠を巻き込むと連鎖爆発を引き起こすという点。そのため仮に敵の進行ルート上に罠を敷き詰めた場合、前半の罠は敵を巻き込むものの、連鎖爆発により後半の方は空振りで終わる可能性が高い。一方で、連鎖爆発を活かして1つの罠を起点に複数ルートの敵を巻き込む事も可能。そのため罠をフルに有効活用できるよう配置に工夫が必要となっている。
・厄介な敵が到達する前に削りたい場合に特に活躍するキャラクターとなっています。
アビサル 編成
全てのバフを発動した場合は次の通り
ステータスバフ
最大HP+50%、攻撃力+22%、攻撃速度+22、与ダメ+5%
特殊能力付与
物理及び術ダメージ30%軽減、毎秒最大HPの3.5%回復、SP回復速度+0.5(普段の1.5倍速)
それぞれのバフ効果の内訳としては下記の通り
与ダメ+5%(星5スペクター・モジュール効果込み)、攻撃力+22%及びHP+20%(スカジ・モジュール効果込み)、攻撃速度+22(凸で24)(アンドレアナ・モジュール効果込み)、毎秒最大HPの3.5%回復&物理術ダメ30%軽減(グレイディーア・モジュール効果込み)、HP+30%&SP自動回復速度+0.5(星6スペクター・モジュール効果込み)
スペクター(星5・前衛)/メインスキル 1(単独運用なら2)
・アビサルの切り込み隊長。安定した耐久性と火力を誇る。
・素質は体力強化と毎秒最大HPの2(凸で2.5)%回復するというもの。この回復能力は陣営バフと重複するため、最大毎秒6%回復と実質マウンテンのスキル2並に回復する上に陣営バフのおかげで防御面だけでいったら実質こちらの方が上。
・地味ながら前衛にも関わらず3ブロック。アビサル唯一の3ブロックであり、アビサル編成は全体的にブロック回りで悩まされるため、3ブロックは非常にありがたい要素となっている。
・スキル1は自身の攻撃力を上昇させる(100%上昇)という単純なもの。陣営バフのおかげで最終的に攻撃力1600以上の状態で殴れるようになったため、アビサル編成ではこちらの方がよく使われる。
・スキル2はスキル1以上に攻撃力を上昇(160%上昇)させた上で、効果時間中は体力1で敵の攻撃を耐えられるくいしばり効果を付与するもの。デメリットとして効果時間終了時にスタンが自身に付与され10秒間無防備になる。アビサル編成の場合、耐久面が大幅強化する関係でくいしばり効果を活かしにくく、スタン対策のキャラクターを追加で1名採用しなければならないため、アビサル編成ではあまり使われない。単独運用する場合にはくいしばり目的で採用するキャラクターがスペクターなため、単独運用するならスキル2を選ぼう。
スカジ(星6・前衛)/メインスキル 3
・アビサルの大型キラー。ブロック数が1しかなく敵が漏れやすい代わりに、単体向けに突出した火力と耐久力の高さを誇る。
・スカジの特徴はなんといってもその化け物じみた基礎ステータスの高さ。例えばHPは素の状態でも3800とアークナイツ上位レベルのHPを誇るが、アビサルバフ込みでなんと6400とアークナイツトップのHPに躍り出る。そもそもアークナイツでHP5000を超えるキャラクターは重剣士と呼ばれる体力が高い代わりに守備力0になるキャラクターしかいないため、それなりの防御力やダメージ軽減バフをもった上でHP6400というのはいかに飛びぬけた耐久性なのかわかる。攻撃力も陣営バフ込みで1500近くに到達するため、ステータスの暴力で敵を倒すのがスカジの役割となっている。
・スキル3は発動までが重い代わりに50秒間HP・攻撃力・防御力全てを+130%するというもの。陣営バフを含めるとHP1万4800・攻撃力3400・防御力696というトンデモステータスに到達する。まさにボスや強敵との殴り合いを担当させたいキャラクターとなっている。
・弱点としてはどこまでいっても単体アタッカーである点。集団戦ではせいぜい攻撃力の高さを活かした火力補助しか出来ないため、他キャラと組み合わせて上手く強敵と殴り合える環境を作ろう。
アンドレアナ(星5・狙撃)/メインスキル 1と2
・アビサルの狙撃担当。アビサルでは数少ない対空攻撃可能キャラとなっている。
・戦術射手と呼ばれる職業に属しており、攻撃範囲が広くて攻撃力が高い代わりに攻撃頻度が低いというスナイパーらしいステータスになっている。
・スキル1は攻撃力を上昇させる単純なスキル。後述するスキル2ではデメリットが存在し、陣営バフ込みならスキル1でも3000近くに到達するため、デメリット効果を避けたり、アンドレアナを対空担当のメインキャラにしたい場合はこちらのスキル1を選択する事となる。
・スキル2は攻撃力を大幅に上昇させる代わりに、体力50%以下の敵を攻撃しなくなるというもの。攻撃力が5000近くに到達し、並みのドローンなら1撃で仕留められるようになる。問題は仕留めそこなった時でこうなるとアンドレアナ単独では処理出来ないため、対空攻撃持ちを別に採用する事となる。
・体力50%以下を攻撃出来ないのはデメリットがある一方で、満遍なく敵のHPを削るような攻撃の仕方をするというメリットも一応存在する。そのため運用に合わせてスキル1と2を選ぼう。
グレイディーア(星6・特殊)/メインスキル 3(状況によって1か2)
配布(潮汐の下でいつでも入手可能)
・アビサルでは一番器用なキャラ。地上を担当しつつ対空攻撃も可能となっている。
・グレイディーアによる陣営バフのみグレイディーアを配置しなければ機能しないため注意。特にグレイディーアは耐久面でアビサルを大きく強化するため、アビサル編成でグレイディーアを配置しないのは片手落ちとなる。
・スキル1はチャージ式の敵の引き寄せスキル。敵を自分側に引っ張る事で穴に落としたりするスキルであり、引き寄せスキルの中では放置性能高め。
・スキル2は通常攻撃の間隔を遅くする代わりに、攻撃範囲を拡大させ、攻撃力をバフし、通常攻撃に引き寄せ効果&2体同時攻撃を付与する。アビサル編成としては攻撃範囲拡大が一番のメイン要素。どうしても上下のラインを見る必要がある状況下ではこちらを採用したい。
・スキル3は敵を一定時間拘束しつつ術ダメージを与え、最後に自分の方へ引き寄せるというもの。アビサル編成の貴重な術ダメージの1つであり、範囲攻撃としても優れるため、雑魚集団ならこのスキルで一掃出来る。敵を纏めて引き寄せる関係で敵漏れが少々怖いが、グレイディーアの前にスペクターなどを置いておけば基本的に漏れる事は少ない。
帰溟スペクター(星6・特殊)/メインスキル 2か3
限定
・アビサルの耐久・火力担当。こちらはどちらかというと対集団戦闘に向いている。
・傀儡師という職業に属し、傀儡師は瀕死のダメージを受けた時に自分の分身を設置し、この分身が一定時間敵にやられなければ、体力を全回復して復帰するという特性を持っている。
・スキル2は自身の攻撃性能を強化し、一定時間体力1で敵の攻撃を耐え続ける食いしばりを付与する。そして効果時間終了後は、強制的に自分の分身へと交代する。スキル2はこの分身状態がメインなのだが、このスキルを活用するには、分身を大幅強化するモジュールXが前提となっており、モジュールXだとアビサル陣営バフからSP自動回復効果が消える。モジュールXだと分身状態時に広範囲に非常に強力な術ダメージをばら撒けるようになるため、効率が下がるとはいえフィリオプシスなどで補いながらこちらを使う選択肢がある。なおアビサル編成以外では基本的にモジュールXのスキル2一択レベルである。
・スキル3はアビサルバフを強化するモジュールYを選択する際に選ばれるスキルとなっている。スキル3は本体性能を大幅強化するスキルであり、集団を処理しつつ強敵を抱えられるのがこのスキルの特徴。術ダメージをばら撒くスキル2に比べるとスキル3は物理ダメージなため、その分ダメージとしては地味になってしまうが、引き換えに味方アビサルを大幅強化する事が出来るため、状況に合わせて取捨選択しながらスキルの方を選びたい。
有効活用しやすい星4キャラ 編
クオーラ(星4・重装)/メインスキル 2
・とにかく硬い重装らしい重装キャラ。特にスキルを使ってボスを抱える際に活躍する。
・スキル2は30秒間防御力を上げつつ毎秒最大HPの3%回復するというもの。30秒間限定で重装上位の硬さを手に入れられるため、対強敵目的で採用される。また体力回復効果のおかげでクオーラ単独で抱えさせて時間を稼ぐという運用も可能。
パフューマー(星4・医療)/メインスキル 2
・味方の複数回復に優れた医療キャラ。ある意味素質が本体。
・素質はパフューマーの攻撃力の7%(モジュール&凸効果込み)分毎秒体力が回復する効果を味方全員に付与するというもの。通常時だと最大で秒間28HP回復する。この素質はパフューマーを配置するだけで機能する上に、普段回復効果の対象にならないキャラクターも回復するため、回復量自体は控えめでも効力自体はかなり大きいものとなっている。範囲制限の類もないため、置くだけで味方全員が回復し始める。
・素質のもう1つのポイントはパフューマーの攻撃力依存であるという点。スキルや味方のバフ効果でパフューマーの攻撃力が上がればその分回復量も上昇する。例えばスキル2はパフューマーの攻撃力を大きく上昇させるスキルとなっており、スキル中は毎秒70回復に到達する。
ジェイ(星4・特殊)/メインスキル 2
・癖強耐久系特殊キャラ。面倒な強敵を抱えたい時に特に活躍するタイプ。
・デメリットとして配置中はコストを消費し続けるという特性を持つ。そのため配置タイミングをしっかり考えなければ、コストが殆ど増えず逆にピンチになってしまう。
・スキル2は攻撃力を上げつつ攻撃時に自身や味方を回復させる回復効果を付与する永続効果。このスキルのおかげでタイマン性能が非常に高い。特に同じ特殊の血掟テキサスと比べた場合、テキサスの耐久面自体はそこそこなため、敵を抱えて倒す場合にはジェイの方が安定している。
グラベル(星4・特殊)/メインスキル 2
・使い易い耐久系特殊キャラ。短時間限定で重装になれる高速再配置キャラであり、何度も敵を抱えさせたり足止めする用途で特に活躍する。
・スキル2は配置から10秒間だけ大幅に体力を上昇させるバリアを纏うというもの。その体力は約4000を超え、基本的な攻撃には耐えられるようになっている。これを18秒に1回再配置出来るのをいかに活かすかがグラベルのポイントとなる。
・一番多いのが囮用途。例えばグラベルでボスを抱えつつ横に血掟テキサスを配置するなど。この場合ボスの攻撃力が高くともグラベルなら受け切る事が可能であり、ノーリスクで血掟テキサスのスキルをフルに使う事が可能となっている。
・また再配置が早いタイプの特殊の中では、実質的なコストはグラベルが一番低い。そのため敵の強力な攻撃を定期的に受けさせるために何度も配置する必要がある場合には、グラベルが一番安く抑えられる。
※配置コスト自体は上記のジェイの方が1低いが、ジェイは追加でコストを消費する特性がある。
イーサン(星4・特殊)/メインスキル 2
・特殊の中でもかなり独特な潜伏者の職業に属する移動阻害キャラ。
・潜伏者は地上マスに設置出来る妨害キャラとなっており、高台への設置が制限される場合に起用されやすい職種。
・イーサン最大の特徴は素質により通常攻撃時に確率で敵にバインド(3秒間移動不可)を付与するというもの。確率自体は25%であるためおみくじ寄りであるが、他の潜伏者はスキルで移動阻害をする者が多い中で、唯一通常攻撃で移動阻害が出来るキャラとなっているため、スキルだけでは間に合わない場合にイーサンが起用される。
・スキル2は素質の発動率を75%にまで上昇させるというもの。確定でないという弱点はあるものの、拘束能力自体はかなり高いものとなっている。
おわりに
以上アークナイツのキャラ特性について一部ご紹介致しました。
アークナイツは現時点で200種類以上のキャラクターが実装されており、他にもまだまだキャラクターはいるのですが、とりあえず用途別にざっくりとした紹介記事を投稿出来たのではないかと思います。
本記事で紹介したキャラクター達は、多くの場面で活躍の場を作れるキャラクター達となっているため、今の手持ちで足りない部分を本記事を参考にしながら考える助けになってくれたら幸いです。
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