【チラシの裏】スト6年一調整について（モダン）

はじめに

多分かつてない程ネガティブです。そのためカテゴリーも固有のものにしました。
単なるお気持ち記事なので普通の記事を見たい方はこちらを参考にしないでください。

また調整に関する記事は別で挙げる予定なのでそちらを参考にしてください。

端的に言ってしまえば年一調整でモダンの調整これなの？感が強いです。

モダンに関する調整について

2024年5月のモダンに関する調整としては大きく分けると次の通りです。

①BOしてても最低限アシストコンボをしてくれるようになった。
②一部キャラクターに技の追加・変更がされた。
③一部キャラクターのアシストコンボが変更された。

前提としてモダン自体は基本的に強化しか受けてないわけですね。

それではなぜネガティブなのかと言うと、モダン格差が大きくは是正された方向性ではないからです。

※モダン格差とは
モダン内での実用性の差の事。アシストコンボが実戦的かどうか、モダンになると使えない技の影響が小さいかどうか、モダンだけの強みがあるかどうかなどでモダン内でもキャラ差がある。

例えばリュウやジェイミーを見てみましょう。

この2人は今回の調整で大きく強化を貰った2キャラなのですが、モダンはというとほぼ据え置きです。
元々アシストコンボが実用性に欠け、無くなった技がかなり痛いにもかかわらず据え置きなのです。

一応小さな変更点もあります。例えばモダンリュウは強アシストでOD技を使わなくなりました。
……そもそも始動技が大ゴスないせいで使いにくい点が強アシストの問題点だと思うのですが。

↑左が調整後のリュウで右が調整前のリュウ
ゲージを使わない事は大きいものの、使いにくさは据え置き

モダンジェイミーは中アシストが変わったのですが、SA2後のコンボが変わっただけです。
なんならBOするとOD流酔脚がノーマルになるため、BOした方が使いやすくない？とでさえ思ってしまいます。

↑ジェイミーそのもののキャラ調整の影響でSA2後のコンボが変化した。
左が調整後で右が調整前

一方で複数の技の追加・アシストコンボの調整が行われたにも関わらず微妙に感じるキャラもいます。
それがモダンマノンです。モダンマノンは今回の調整で中・強デカジェが使えるようになりました。

↑技の種類が増え（左）アシストコンボが変化したモダンマノン（右）

それでもなぜ微妙なのかと言われれば正直バグ修正レベルの調整でしかないからです。
そもそもモダンマノンは元々竜巻コマンド（↓↙←＋攻撃ボタン）が開いていたにも関わらず、デカジェの使い分けが出来ないという謎調整でした。本来使えてもおかしくない技が使えなかっただけで、モダン操作の制約上使えないわけではないのです。

更にデカジェ自体は強力な技ではありますが、使い分け出来るようになった事で勧められるようになったかと言われると微妙な所です。結局本来マノンの主力技である大Kがないためですね。大Pでは大Kの代わりは務まらないため、結局微妙としか言えません。

モダン適正はこの立ち回りで使える主力技が規制されているかどうか、規制されても変わりになる技があるかという差は非常に大きいです。

こういったモダンキャラは調整後の現状も非常に多く、1年調整を待った割に微調整レベルのモダンキャラ多くない？というのが率直な感想です。

アシストコンボの変更についても劇的に変わったと言えるキャラは少なく、例えばラシードの中アシストコンボや、エドの強アシストコンボを見て、そのレベルの調整が来るのではないかと期待した層からしたら肩透かしを食らった気分になるのではないかと思います。

勿論ジュリやザンギなど、今回の調整で前より良くなったと言えるようなキャラは増えたのですが、
それではモダン格差は少なくなったと言えるかと言われると微妙に感じます。

↑オギャ！で有名なDJの迷調整であるタゲコンが弱三連では出なくなったりなど、
確実にユーザーの声自体は聞いている事はわかるのだが…それでもなお微調整レベルのものが多い。

終わりに

以上でモダンに関する調整について簡単にご紹介しました。

例えばモダンキャラも理論値クラシックレベルで戦えるようになれ！とかプロシーンでももっとモダンが見れるような調整を！みたいなのは別に望んでいないのですが、それにしてももっとモダンキャラ間の調整はしっかりやってくれて良いのではないかと感じるような調整でした。

仮にこの調整でもう一年やるなら既存のモダン適正が低いキャラ達にとっては絶望のもう一年になるだけなので、もっと細かな調整が来てくれる事を願うばかりです。